[キューバ]トリニダー

<マヨール広場のサンティシマ教会撮影ポイント

ハバナでバスターミナルへ向かうとき、出発時間が迫っていたのでキューバで初めてタクシーに乗ろうとしていると、目の前にボロい車が停まる。白タクのようで正規タクシー料金の半額以下で乗車。ラッキー♪

市内の案内所で指示された出発1時間前を切ってターミナル到着。急がなければならないのだがチケット売り場がみつからず、人だかりのできたインフォメーションに並ぶ。出発まで30分を切りあせりを感じていたころ、トリニダー行きの同乗者を探していた乗り合いタクシーに勧誘される。バスより速く安いというので即決。ラッキー♪

トリニダー(トリニダあるいはトリニダード)の街中に入り、乗り合いタクシーの運転手が道に不案内のため、ガイドブックにあるホテルの場所を通行人に確認する。すると、彼がプライベートルームの客引きで、トイレシャワーエアコン付き完全個室の部屋に案内してくれる。予定していたホテルより街の中心に近く宿泊費は半額以下。ラッキー♪

キューバの旅はラッキーに溢れている。(無許可の移動手段や宿泊施設がはびこっているため、思わぬ不幸に遭遇するリスクが高いとも言える)

<2006年10月24日>

<トリニダー旧市街の路地/周辺の住宅地(2枚組)

<住宅地のお子さま(2枚組)


赤い瓦屋根の建物が集落をなす町、トリニダー(トリニダあるいはトリニダード)。
世界遺産らしい景観が部分的に見られるが、規模が小さい。主なポイントを回るのに1時間もかからない。

次の目的地サンティアゴデクーバへのバスが朝1便だけのため、今日は時間が余ってしまい観光地区外の集落を歩いてみる。
人々の穏やかさはハバナ以上だ。

窓やドアに鉄格子がはめられている家が多く、上半身を露出した黒人がうろつき、普通であれば物々しさを感じる状況だ。
しかし、そんな町を緊張せずゆったりと歩き回れるところが、ここの1番の売りかもしれない。

<2006年10月25日>

トリニダーからサンティアゴまで10時間以上のバスの旅(区間ルート)になるというので、事前の飲食に細心の注意を払って乗車したが、驚いたことにそのバスはキューバで初めて見るトイレ付き。トイレさえ付いていれば、10時間ぐらいはどうってことない、2、3日は乗っていられそうな気がする。
ところが、たまっていた写真の整理と当サイト作成作業でPC操作をしていると、あっという間に酔ってしまった。基本的に乗り物酔いはしない性質だが、このバスは小舟が嵐に揉まれているように良く揺れる。荒れた舗装路を飛ばすため、ダンパーがへたっているようだ。
結局、12時間かかり暗闇のターミナルに着くと、タクシーや宿の客引きが出口の鉄格子ドアに折り重なるように群がっていた。
その夜、振動で胃腸が攪拌されたためか、疲労性下痢炎に苦しんだ。

<トリニダーを走る現役クラシックカー(2枚組)

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