[メキシコ]ウシュマル(カンペチェ、メリダ)

<魔法使いのピラミッド撮影ポイント>/尼僧院(2枚組)

ウシュマルはチチェンイツァーとは多少趣の異なるピラミッドがあり、見る価値は十分ある。ただ、ここでもそそられる急な階段は現在登ることができない。確かにこの崩れかけた階段(上写真)を観光客が登ることは遺跡保護の観点から無理だろう。
ただ、遺跡公園の奥にあるより高いピラミッドは登ることができた。頂きから見渡す限り熱帯樹林が広がり、その中に遺跡が点在する様子はなかなか見事。
海外で遺跡観光をしていると実感でき、気分が高揚してくる。

チチェンイツァーもウシュマルも、遺跡だけでなく周辺の自然も一緒に楽しめるのがすばらしい。1m近いトカゲをいたるところで見かけ、熱帯の鳥がさえずる声があちこちから聞こえてくる。

≫続きを表示

カンペチェはしょぼい。
街が世界文化遺産に指定されているとなれば、旧い街並みが好きな私としてはずすわけにいかなかったのだが、カンペチェは世界的観光地にはほど遠い。一部残されている植民地時代の城壁や砦は見ごたえがない。城壁内の建物は壁面が様々な色で彩られていたが、ただカラフルだというだけ。(文化的価値を無視して観光地としてだけ見れば)メキシコ文化遺産ぐらいにしておいてもらいたいものだ。

メリダは歩きやすくほどよい大きさの街だが、独特の文明を感じ取れる小規模な博物館以外にはこれといったものがない。街は危険が感じられず夜歩きも楽しめるので、遺跡見学の拠点としては問題なさそう。

ユカタン半島周辺には、日本人の頭を大きな木槌でたたいて縮ませたような風貌の人が多い。
会う人会う人が、日本のどこかで見かけたような人たちに感じてしまう。眉毛や眼が濃く、顔が大きく首と手足が短い。視線を合わせるとにやにや笑みを浮かべるだけでなく、軽い会釈のようなしぐさも見せ、他人とは思えない。彼らは黙っていると暗い面付きなのだが、ひとたび口を開くと驚くほど明るく親切な対応をする。
日本人が奥深くに潜ませ、めったに表に出すことのない良い部分を、彼らはためらいもなく前面に押し出している、そんな気にさせられるのだ。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください