中米をぐるり2のまとめ

前回の中米をぐるりの旅で残してしまったコスタリカからロサンゼルスまでを陸路で移動して、中米をぐるりが完成した。(方向が逆でコスタリカのサンホセとパソカノアスが繋がっていないが)
ロサンゼルスからフラッグスタッフ(グランドキャニオンへの拠点)まで夜行列車を利用してしまったが、それ以外はこの区間を全て定期バスのみで移動。
また、陸路国境越えポイントは10ヶ所でほとんどの国境を前後別々の交通機関を利用して国境を自力で越えた感じになっているが、メキシコ-ベリーズとベリーズ-グアテマラの2ヶ所はたまたま拾われた国際バスで越えてしまった。
更に陸路はできるだけ一筆書きのルートを取ることを信条としているが、チキムラ(グアテマラ)-コパン(ホンジュラス)間のみ、体調を崩していたので安易なルートを選び、完全に往復してしまっている。
「ほんま中途半端やなあ」という部分がいくつかあるが、ほぼ当初の予定通り無事終えることができたので良しとする。

それにしても、中米の旅ではニカラグア-コスタリカ間の国境越え以外に想定外の出来事がなく順調に移動できたのは驚きだ。ほとんどの国で人々は親切で移動手段が簡単にみつかるので、犯罪が多いという流説(いや事実なのだろうが)さえなければ、中米の国々の移動の楽しさを他人にも勧めたいくらいだ。
ただし、メキシコ以外は観光資源が乏しい。せいぜいグアテマラ(+コパン)までで、それ以外のパナマも含めた中米諸国は観光旅行で敢えて行くところではない。(あくまでも私の嗜好にもとづく結論)

今回の旅で印象的だったベスト3は以下の通り。

(1)グアテマラ以南のローカルバスを乗り継いだ国境越え
特にサンミゲル(エルサルバドル)からホンジュラスを渡りレオン(ニカラグア)までバス6台を乗り継いだ3ヶ国移動
(2)ティカル遺跡の巨大建造物群と熱帯雨林
古い建造物だけでなく自然林や鳥などを合わせて鑑賞できるのが中米遺跡の魅力でその代表的観光地
(3)メキシコ各地における朝の街の清々しさ
掃き清められた街でひんやりとして澄みきった空気に触れる快感はメキシコ旅行の醍醐味


まあ、清潔感があり、食べ物が美味しく、トイレ天国のメキシコはまた行ってもいいな。

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