[ベラルーシ]ミンスク

<ミンスク駅近くのバス停/駅正面からの眺め(2枚組)

ソ連の匂いがぷんぷんするミンスク(Мінск)。これだけ規模を大きくする必要性がどこにあるのだろうかというほど巨大なビルや広場。1ブロック歩くだけで大変な距離だ。そのせいか市民の歩くスピードが速い速い。バルト3国の首都よりも、街だけでなく人々も洗練されている気がする。

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教会を訪れる敬虔な信者が多くみられるのは、ロシアカトリック系の特徴だろうか。教会に入る前に十字を切って一礼、聖堂内に入っても何度か礼があり、退出時にも建物の外で聖堂を振り返り一礼する。おじぎ姿が多いことから日本人の神社参りを思わせるが、こちらではお年寄りから若者まで雨が降るなか傘もささず濡れながら一礼していて、日本人には及びもつかない信仰の深さが感じられた。
教会で朝の聖体礼儀が行なわれているところに入らせてもらうと、信者たちの聖歌が心に沁み清らかな気持ちになった。

<ベラルーシ ビザ情報>

ベラルーシは今回訪れた国々で唯一ビザの必要な国。日本の旅行会社を通してビザを取得することができるが、例えばインツーリスト・ジャパンのサイトをのぞくとべらぼーに高く、それ以外に適当な取得方法が日本語のネット情報から見つけられなかった。
滞在日数から通過ビザでも十分だったがベラルーシ入出国のバスか鉄道のチケットの提示が必要なようで、それらを取る方法が見つけられない。適当なベラルーシ人を友人に仕立て知人訪問のビザを取得する方法もありそうだが、ロシア語ができないとリスクが高そうだ。
英語のネット情報を検索したところ在米ベラルーシ大使館サイトの旅行会社リンクを利用すれば良いとのこと。そこでみつけたインツーリスト*で一番安いホテルベラルーシのシングル(50$)を予約してビザサポートレター(30$)を発行してもらえば、あとは日本のベラルーシ大使館に出向くか郵送により1,300円の手数料で発給(在日ベラルーシ大使館のサイト参照)される。(2009年7月時点の情報)
他にもっと良い方法があるかもしれないが、このインツーリストはホテル代がネットで検索できた他のどの料金よりも安く、メールのレスポンスも良く問題なかった。

リトアニアのヴィリニュスからミンスクへは列車で移動(区間ルート)したが、列車内でのベラルーシ入国審査時に係官からベラルーシ保険の有無を確認されたため、宿泊したHotel Belarusで「保険に入らなくていいんですかあ?」と英語の達者なお嬢さんに尋ねたところ、「そんなのいらいないわよ」と一蹴され、出国時に保険加入を確認されることもなかった。

*在米ベラルーシ大使館(Embassy of the Republic of Belarus in the United States of America)のサイトでSitemapからBelarusian Travel Agenciesのリンクで見つけました。

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