[ウクライナ]リヴィウ

<ドミニカ教会(2枚組)

リヴィウ(Львів)は古都としての素材はありそうなのだが美しく見せる部分が欠けている。改築工事があちこちで行なわれているので今後ましになるかもしれないが。
中心部の道路の多くが古い石畳なのだがとんでもなく荒れていて、バスに乗っているとアフリカの洗濯板ロードのような激しい振動を受け、ほとんど速度が上がらない。その点、レールの上を走るトラムはスムーズに走れるのかと思ったが、かなり古い車両を使用しているため緩やかな下り傾斜でもおそるおそるゆっくり走っている。宿が安い以外ぱっとしない街だ。

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<リヴィウ民族建築・風俗習慣博物館(2枚組)

駅で軍服姿の鉄道警察(?)にパスポートチェックを受ける。外国人のチェックをするなら片言の英語を話して欲しいのだが、パスポートを見ながら、(たぶん)現地語とロシア語を交互に話し、私がわからんと言っても許してくれない。何度か言い回しを変えた後でクダー(where)と2度目に言われた時、やっと「どこへ行くのだ」と聞かれているのがわかり、切符を見せることにより簡単に解放される。
旧ソ連の国に入るならロシア語の基礎の基礎は行きの飛行機でやっておいた方が良い。語学センスのない私は、何度もロシア語にチャレンジしているのだがアルファベットを覚える前に挫折してしまい、いつも苦労している。

<たびメモ>

ソ連式三ツ星のホテル・リヴィウがバス付シングルが150グリヴナ(1.800円)でトイレシャワー共同が90グリヴナ(1,080円)と安い。裏通りに面して室内にシンクが付いていたトイレシャワー共同を選んだが、共同トイレが汚い以外は問題なし。(部屋がそれなりに汚くベッドのスプリングが効いていない、旧式エレベーターが今にも落ちそうなので7階まで階段を上らなければならない、英語が通じない、サービスがソ連式のまま、など人によっては問題だらけかもしれないのでご注意)

リヴィウからキエフまで(鉄道のルート)の夜行列車は下段ベッドが140グリヴナで上のベッドが164グリヴナ、二段ベッドの4人部屋だからかなり安いのでは。上段のベッドが高いのが不思議だが、英単語がいくつか通じた売り場のおばちゃんとのコミュニケーションミスかもしれない。

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