[フランス]ストラスブール

劣悪地帯を抜け出してほっとした気分だ。ベネルクスがそんなにひどい所だとは思いたくないが、フランスの地方都市に入って、こんなにも人の対応が変わるのかと思った。
夜の宿探しはもうやめようと思い、早い時間帯に到着できるよう、ルクセンブルクから適度な距離にあったストラスブールで泊まることにする。
ガイドブックに載っていた宿でチェックインできたが、そこの中年女性スタッフが実ににこやかに応対する。

ここは物価が安そうなので、ヨーロッパの牛丼的位置づけのケバブはやめようと思っていた。ただ価格チェックのつもりで覗いていたら、ついついお店の姉ちゃんの愛想の良い誘いに負けてケバブを頼んでしまう。他の店の兄ちゃんも街で道を尋ねたお婆さんも、今日は会う人全てが心地よい。

ストラスブールは運河に囲まれた周囲2kmの街の中心部に古く美しい街並みがあり、見応えあるノートルダム大聖堂と趣深いアルザス博物館を見学しても半日あれば十分。お手軽観光地だ。

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