[南アフリカ/レソト国境]Van Rooyens Gate
プレトリアで短い区間乗車して以来の南アフリカでのミニバス移動だったが非常に快適。
レソトの入国カードを書かせられる以外は特に面倒なこともなく国境通過。
- 前日、ミニバスターミナルでマセル行きバス乗り場(当時の乗り場ピンポイント:S29 07.410 E26 13.608)を確認していたが、そのすぐ隣でウェペナー(Wepener)行きバスが全席埋まりそうな状態で停車していたので、近くの料金支払窓口へ行く。チケットが発券されるのではなく、窓口では行き先と自分の氏名を告げて料金80ZARを支払う。1台分の人数が集まると窓口担当者が台帳を持ってミニバスまで来て名前を読み上げ、みな乗車済みかどうかを確認して発車するしくみ。
窓口で金を払っているのにチケットもレシートも受け取れず、アフリカなのに大丈夫なのかと不安になる。このやり方のどこにメリットがあるのか理解できなかったが、隙あらば何かしら誤魔化そうとする他のアフリカ諸国では考えられないしくみに驚く。さすがアフリカの先進国。 - ミニバス車内には座席分の乗客しかいない。しかも私の隣には5歳と7歳ぐらいの子どもたちが席をひとつずつ占有している。車内はきれいで、直線道路を120kmぐらい出しても安定している。これら全てが衝撃的なことで、南アフリカは南部アフリカの他の国々とは違うんだぞということを思い知らされる。1時間20分でWepener到着。(ブルームフォンテーンからVan Rooyens Gate国境までのルート)
- Wepenerのターミナルには乗り合いタクシーが何台も停車していて、これで国境まで行ける。定員乗車だが車体は急にボロくなった。国境まで数分ほどで料金10ZAR。(Wepenerから国境までは約8km)
- 南アフリカの出国審査は簡単に終了。
- ほぼ隣接してレソトの出入国施設があり、入国カードを記入して簡単な質問を受けて入国。
- 出入国施設のすぐ先にミニバス乗り場があり、国境近くの町マフェテング(Mafeteng)行きが停車している。車はボロくなり座席の間隔は狭くなったが定員乗車。すぐ満席になり発車してマフェテングまで30分弱、11ZAR。
- マフェテングからはマセル行きのミニバスが2,30分に1本程度、他に大型バスもときどき出ている模様。マセル行きのミニバスに乗り、博物館のあるモリジャ(Morija)まで30分、24ZAR。(国境からモリジャ博物館までのルート、街道から博物館までの1.6kmは歩き)