[マラウイ]リロングウェ(器物損壊)

<土産屋、奥の建物は中心部マーケット(航空写真

マラウイなかなか良い。人が穏やかで信頼でき、景色が良い。

今回の旅は小トラブルの連続。
初っぱなから腕時計が壊れ、ボツワナのバス車内でミネラルウオーターを盗まれ、ブラワヨでは停電中のユースホステルで腰をぶつけて出血、ハラレのバスターミナルで財布を盗られかけ、モザンビーク入国時、停電でビザの発行ができないと追い返されそうになり、モザンビークのミニバス内でズボンが10センチ破れてしまう。

しかし、マラウイに入ってから昨日今日と安宿がすぐ見つかり移動も調子いい。今晩はビールで景気づけしようと、スーパーの惣菜と共に瓶ビール2本購入してきた。
こちらのビール瓶はみな手で蓋を回して開けられるものと思っていたら、買ってきたビールは栓抜きなしで開けられない。ホテルにはレストランがないので栓抜きはなさそう。それではと、2本の瓶を真横にしてキャップの凸部を噛み合わせ真横に引っ張る。ビールが少しこぼれてくるので部屋を出て共同バスルームのシンクの上で力まかせに両端に引いたところガチャンと大きな音がして瓶の破片が飛んだ。
ビール瓶を割ってしまったと思ったがそれだけでなかった。シンクの角にビール瓶をぶつけてしまったため、シンクも割れてしまった。
スタッフに知らせたところすぐにオーナーが呼ばれた。かけらを貼り合わせれば問題なく使えそうだという私の主張は受け入れられず、明日早速交換するのでシンク代が分かり次第請求すると言われてしまう。

盛り上がっていた気持ちが一気に落ち込む。今後さらに慎重に、無難な行動を取るようにしよう。

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翌日、請求された金額は15,000MWK(クワッチャ)、約四千円。シンク代を払ってくれれば取り付け費用はホテルが持つとのこと。クレジットカード付随の海外旅行保険で請求すべきかどうか迷うほどの金額で、いろいろ話を聞いた感じでは全くふっかけてないよう。
マラウイ人、信用して良い(人が多そう)。

<たびメモ(安宿情報他)>

宿はThe Golden Peacock Resthouse(位置:S13 59.433 E33 45.820)でトイレシャワー共同のツインルームが4,000MWK(約10USD)。地図があればバスターミナルから2km(ルート)と歩ける距離。
ここはガイドブックでなく、ヨンtravelツッチーさん2013年5月の情報。周辺にはいくらでも安宿があるのでいくつか比較して決めようと思っていたが、部屋も共同トイレも清潔でスタッフに愛嬌があり10USDは申し分なかったので即決。
ネットは600MWKで30日間100MB使えるSKYBANDというhotspotアクセスカードがあり、建物の端にあった自分の部屋でもそれなりの速度で接続でき、1泊2日の滞在では全く使い切ることができなかった。

部屋でネット接続してskype通話もできたので、ホテルで器物破損して損害責任を負った場合、保険金支払に必要なモノを保険会社に電話で確認した。
すると、支払いが確認できる領収証以外にホテル名や住所のわかるホテルカード、そして破したモノの写真が必要とのこと。電話では言われなかったが、シンクのサイズも問われると思い計測。
しかし、過去に盗難で保険金を請求した経験から申請は結構手間がかかるもので、また、巷の噂にあるよう保険金を請求する度に審査が厳しくなっていくような気がするため、今回の4千円の保険金請求は見送ることにした。

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