[ザンビア]ルサカ
ルサカを少しは探索したかったが、ターミナル到着が18時で日が暮れて、翌日は朝8時にターミナルに向かったので、ターミナルと宿周辺しか歩いていない。
チェックイン後、買い出しに行くのは危険でないか宿のスタッフに尋ねたところ、少し考えて早足で歩けば大丈夫とのこと。
できるだけ早めに戻るようにということと理解して、慌てて買い出しに出る。行きはまだ道の凹凸が感じられたが、帰りは完全に暗闇となり、懐中電灯の光が当たらない場所は全く見えない。
最安値の部屋ではないが、バスターミナルからの近さ(ルート)ではこのFlint Stones(位置:S15 24.740 E28 17.404)が一番。(周辺にもいくつか安宿あり)
トイレシャワー共同でダブルベッドの部屋が170ZWK(32USD)。特に清潔とか快適とかいうことはなく無難なレベルなので割高だが、周辺の宿も(ドミトリーでなく)部屋を取るとなると同程度と思われる。
ルサカのバスターミナルに着いてすぐ、トイレ付にこだわってバスを探す。
ガイドブックお勧めのShalom Bus Servicesで尋ねると、「ザンビアにトイレ付バスなんてないよ」と鼻で笑われる。
バス会社によっては客引きが盛んで、「今夜出発するバスはトイレ付だ」というので見せてもらうと、おお、トイレがあるではないか。しかし、ドアを開けてみるとそこは物置きになっていて、「故障中なんだけど」と客引きが慌てて補足する。それじゃ意味ないんだが、トイレ付バスがありそうな気配。
Mahogany Luxary Coachesの客引きが翌朝8:30発車のバスがトイレ付だとシートマップを見せる。車内のトイレが故障で使えないなどあり得ないと言われチケットを購入。他のバス会社は窓口で行き先毎に発車時間が表示されているが、このバス会社は窓口での表示がなく発券されたチケットにも日付と座席番号はあるが時間の記載がない。問い質すと窓口係がチケットに8:00と記入して出発30分前の8時までここへ来るようにと促す。
不安はあるが信じてみるしかない。
翌日、8時すぎにターミナルに着くとバスが停車していたが、車内に客は数人しかいない。中央出入口にトイレが備えられていたが鍵がかかっている。発車するまでは使えないとのこと。不審を抱くが、発車前は鍵がかかっているのが普通だろうと自分を納得させる。
8時30分、バスが出発する気配なし。客引きに忙しいスタッフに確認すると出発は9時30分に変更になったと答える。不信感が高まる。
9時30分、半分以上の席が埋まり、エンジンはかけられているがまだ走り出さない。8時からじっと席で待っている地元の客が怒り出す。スタッフは「快適にお過ごしいただけるよう、車内にエアコンを入れビデオも流しているじゃないですか。もうすぐ発車しますよ」と応対している。
10時30分すぎ満席になり走り出す。何のことはない、大型ラグジュアリーバスなのだが席が全て埋まらないと発車しないバスだった。いい加減なバス会社だとわかり、もう期待ゼロだったが、やはり車内のトイレは使えなかった。
またしてもザンビアのバススタッフに騙されてしまった。ザンビア人、信用ならん。
出発後このバスは14時ごろ15分の休憩を取り、18時ごろリビングストン到着。料金は110ZMWで他と比べて決して安くはない。同じ行き先で何社もの大型バスが運行しているので、Mahogany Luxary Coaches以外で出発時間が明示されているバス会社を選ぶべき。