国別アーカイブ:ボツワナ ( 3件の日記 )

[ボツワナ/ジンバブエ国境]Ramokgweban/ Plumtree

出入国手続きは特に問題なかったが、ミニバス乗り継ぎにミスしてしまったようだ。

<フランシスタウンからブラワヨまでの国境越え(ジンバブエのアライバルビザ情報)>
  • フランシスタウンのバスターミナルでブラワヨ行き大型バスもあったが午後発とのことで、予定通りミニバスに乗車。半分ほど客が埋まっていたので30分の待ちで11時ごろ発車。ときに時速100km以上で走り国境まで1時間(ルート)、料金30BWP
  • 出国審査は簡単に終了。その後、少し離れた建物にあったトイレで用を足して出てくると、フランシスタウンから国境まで来たミニバスが客を乗せジンバブエ側に走り去っていくのを発見。その時は何が起きたのか理解できなかったが、ジンバブエに向かって歩き始めると、ジンバブエ出入国施設が隣接してなく見渡す限りそれらしき建物がない。フランシスタウンから来たミニバスは少なくともジンバブエ出入国施設に客を乗せて行ったと思われる。
  • 取り残された私の周りに人も車もなく、ひとりでジンバブエ側に向かい歩き出すが、まっすぐ伸びる道には起伏があり、距離も不明。車が通るのでヒッチハイクを試み2台めが停車。停まった車は乗客がいなかったが乗り合いミニバスだった。
  • ミニバスは10分ほど停車して私以外に2人の客を乗せるとジンバブエに走り出す。ジンバブエ出入国施設は想像していたほど遠くなく歩けないこともなさそう。Googleマップ上で両国の施設は2km離れている)
  • ジンバブエ入国審査窓口は混雑していなかったが、ビザ発給に10分以上時間がかかる。シングルエントリーのビザ料金30USD。(ダブルエントリーは45USDで発給可)
  • 出入国審査場施設のゲートを越えると駐車スペースがありミニバスが客待ちしているようだった。私を乗せたミニバスはここで客を集められなかったので10km先の町Plumtreeへ行く。町をぐるぐる回りながら客集めして、ときどき地元のミニバス関係者と言い争いになる。それが延々と1時間以上続く。そして、ついに私のミニバス運転手が説得されたようで、私たち乗客が降ろされ、満席近かった地元のミニバスに乗せられ、まもなく出発。私を乗せていたミニバスはルール違反だったようだが、ボツワナ出入国施設からPlumtreeまでの料金を取られることなく、客集め中にゲストハウス予約のため運転手から借りた携帯電話の通話代も請求されず乗り換え。Plumtreeからブラワヨまでは1時間30分、料金は5USD。(国境からブラワヨまでのルート
  • 結局、フランシスタウンからブラワヨまでミニバスで乗り継ぐ場合の通常の乗り換えポイントは不明。

[ボツワナ]フランシスタウン

またしてもミス。
ガイドブックに載っているホテルは市内に2件だけ。金額的にかろうじて泊まれるのは約30USDのGrand Lodgeだがそこが満室。事前に予約しておく必要があった。(より安く泊まるにはテント泊かカウチサーフィン)
昨日のハボローネに夜着いたが何とかなったので、明るいうちに着けば問題ないだろうと考えてしまったのだ。

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Grand Lodgeの親切そうなスタッフに他に安めな宿がないか尋ねると「ない」と断言したうえ、ここ以外のホテルはDigger Innだけと言われる。そこは部屋代が100USD程度するようだが、他のホテル情報を得られることを期待して向かってみる。

ホテル周辺で入口がわからずうろうろしていると、商店の警備をしている黒人から「どうしたんだ」とにこやかな笑顔で声をかけられる。安宿がないか尋ねると、「俺のボスが何でも知っているからきいてみよう」と車のパーツ店内に入り、忙しそうに動き回る主に話しかける。
「安宿って、予算はいくらぐらいなんだ」
店主はこの街でちらほら見かける華僑の人だった。部屋代が50USDを超えるようであれば、フランシスタウンを出て今日中にジンバブエに入国するしかないと考えていたので、50USD相当の「500BWP以下のホテルで」とお願いすると「じゃあCity Innだな」と即答。それなら俺も知っていると警備員が店の外に連れて行き道を説明してくれた。別れ際に心から感謝の意を伝えると、彼は役に立てたことを非常に喜んでいた。
そこからすぐ近くにCity Inn(位置:S21 09.683 E27 30.660)があり、新しく高そうな雰囲気。値段を確認するとちょうど500BWP。よく考えると500BWPは60USD近くになるので値切り交渉を試みるも全く受け入れられず、しぶしぶそこで泊まることに。
広大なスペースを持つ清潔な部屋にエアコンがガンガン効き、かろうじて部屋でネットもできた。

ホテルのマネージャーに街の見所をしつこく尋ねてみたが博物館も公園も見るべきものは何もないと言う。(帰国後Googleマップで確認すると、ホテルの北西、直線距離400mにSupa Ngwao Museumがある。海外では信頼できそうな人でもひとりだけの意見で判断してはいけない
食堂を探しがてら人通りの多そうなところを歩いてみる。中華かカレーを食べたかったがチキンかバーガーショップしかない。そのうち夕方6時には多くの店が閉じられ、賑わいのあるマーケットすら見つけられず虚しく帰ってきた。

<たびメモ(ハボローネからフランシスタウンへの移動)>

ハボローネ中心部の宿Brackendene Lodgeからバスターミナルまでは約2km(ルート)。夜は止めた方が良さそうだが、昼なら何とか歩ける。
この区間はトイレ付バスは無理だと分かっていたので、すぐ出そうなバスを探す。大型バスが何台も停車していて、発車時間が決まっているようだ。午後発フランシスタウン行きバスの客引きがしつこかったが、振り切って進むと今出るというバス発見。
11:00ほぼ満席のバスが出発。郊外に出ると直線の道が多く同時刻に出発したと思われるマウン行き大型バスと時速140km前後で抜きつ抜かれつ。
13:20 Mahalapyeに停車。町のターミナルに停まると必ず物売りが車内に入ってきて数分停車するのでザックを席に置きターミナル内のトイレに行く。トイレから出てきてバスをコンパクトデジカメで撮影すると近くにいた物売りが怒鳴りつけてくる。アフリカでよくあることで粗野なアフリカ人には慣れているのだが、次にカメラを取り出したら殺すぞと言わんばかりの勢いに少しびびる。車内に戻ると乗客のひとりが私に強く注意してくる。今降りていったやつがどうのこうのと言っているが、彼の英語らしき言葉が理解できない。10分停車後出発。
大分あとになってわかったのだが、ザックのサイドポケットに入れていたペットボトルがなくなっていた。チャックや蓋などないスペースだがポケットの奥にしまい込み簡単には抜き取れないようにしていたのだが。他の乗客の鞄は鍵などかけないどころか、口が開きっぱなしの状態でジュースや食べ物が顔をのぞかせたまま座席や通路に置かれているのになぜ私の飲みかけの水が盗まれるのだろう。実害少なかったが旅のトラブルの前触れかもしれない。ボツワナは比較的安全と言われていたので警戒を怠っていたが、もう少し注意することにした。
途中何度も停車していたが時速100km以上出せる区間が多く距離の割に短時間で、16:20フランシスタウン着。料金97.5BWP。(ハボローネからフランシスタウンまでのルート
フランシスタウンのバスターミナルから中心部まで(ルート)は1kmほど。

[ボツワナ]ハボローネ

ハボロネも夜7時半、暗くなってから宿探し。

ここも情報収集していなかったため、Lonely Planetだけを頼りに中心部で最も安いBrackendene Lodge(位置:S24 39.619 E25 55.089)までIntercapeバス終点から歩く。多くの店は閉じていて人通りはほとんどない。街灯が非常に少なく道を尋ねる人もいなかったが、GPSナビ(eTrex20)を見ながら宿にたどり着く(ルート)。

最安値の部屋250BWPに空きがなくトイレシャワー共同のツインルームが300BWP(約35USD)。他の安宿は10km離れているのであきらめてチェックイン。こりゃ辛い。

夜8時すぎ、中心部で店を探す。たまに見かける街の人が教えてくれる店は閉まっていて、チキン屋2件とガソリンスタンド内のミニスーパーしか見つけられない。部屋代が高かったため夕食はスーパーの食パンで済ます。きびしい。

<中心部 The Mall航空写真

翌日、手短かにハボローネ市内の観光を済ませようとしたが、手短かも何も見るものがない。いちおうボツワナの首都だから博物館を見ておこうとしたが、改修のためしばらく休館とのこと。隣の美術館は開いていたが陳列物がほとんどない。中心部の通り(The Mall)も公園も何ら特徴がなく、カメラを手にして途方にくれてしまう。

<参考図書>Lonely Planet Southern Africa 6版 (2013/08) => 最新版(2017/09)

<たびメモ(プレトリアからハボロネまでの移動)>

プレトリアからハボロネまで(ルート)はIntercapeバスを利用。(他はミニバスしか走っていないと思われる)

Intercapeは、(たぶん)全てのバスがトイレ付で故障で使えないということはなく、だいたいTime Table通り走っている。今回乗ったバスは席が自由(Mainlinerが自由でSleeplinerが席指定のよう)で7割ほどの乗車だったのでひとりで2席確保できた。また、出発3時間後に20分ほどのトイレ及び買い出し休憩があり、休憩所や国境ポイントから出発する際は全ての客が乗車しているか車掌が確認していて信頼できる。