国別アーカイブ:レソト ( 3件の日記 )

[レソト/南アフリカ国境]Maseru Bridge

レソトの通貨ロティの両替所が見つからなかったが、出入国は問題ない。

<マセルからブルームフォンテーンまでの国境越え>
  • マセル市内中心部からMaseru Bridge国境ポイントまで4~5kmで歩けないことはないが、十分歩き疲れており、遅くならないうちにミニバスに乗りたかった。乗り合いタクシーをどうやってつかまえればいいのだろうと思いながらキングスウエイをバソトハットに向かって歩いていると、車から降りてきた運転手から国境へ行くのかと声をかけられる。乗り合いタクシーは6.5ZAR、数分で国境到着。(マセル中心部の端から国境までの距離
  • レソトロティの紙幣を残してしまったので両替したいのだが、両替屋らしき人も店もみつからない。意図的にキョロキョロしていると怪しげなタクシーの運転手に声をかけられ、ランド紙幣に替えたいと告げると自分の財布から紙幣を探して無償で交換してくれた。(レソトの通貨ロティと南アフリカのランドは等価で、ランドはレソト内で使えるがロティは南アフリカでは使えないと言われている)
  • レソトの出国審査はすんなり。その後、100mほどの橋を渡ると南アフリカ出入国施設。
  • 南アフリカ入国審査も税関検査とかなく簡単に通過。
  • 出入国施設を出たところにミニバスが何台も停車していて、いくつかの目的地にバスが出ている。ブルームフォンテーン同様ここでも料金所での運賃前払い制なので窓口で100ZAR支払うと台帳の一番上に名前を書かれた。
    ブルームフォンテーンのターミナルでマセルから戻ってくるバスの最終は17時30分と聞いていたので、その1本前に乗ろうとして16時前にここへ着いたのだが、バスが出た直後だったようだ。
    客の集まりが悪く、ミニバスは結局17時40分に出発して、途中で街道を外れた町に寄ったりしたこともあり、距離の割に時間がかかり19時30分ブルームフォンテーン到着。夜は危険だと言われているので、不気味なほどひっそりとした中心部を走って宿まで帰った。

[レソト]モリジャ

<モリジャのお子さまたち(2枚組)

レソトはまさかのブルームフォンテーンから日帰り。
一泊ぐらいはしたかったが気合いが入らなかったので、荷物をブルームフォンテーンのホテルに置いてカメラと貴重品だけで出かける。

レソトの国境ポイントである首都マセルとの往復だけではあんまりだと思い、博物館があるモリジャを目的地としてふたつの国境ポイントから出入国するルートでレソト国内を100kmほどミニバスを乗り継いで移動してみる。

人々は穏やかで、どこでも山が見え、のどかな牧草地帯が広がるのは良い。
南部の山岳地帯は雄大な景色が見られるそうだが他に何かあるのだろうか。

モリジャに関しては、うーん、立ち寄るほどのところではなかったようだ。モリジャに宿を取り1日滞在していれば何か発見があるかもしれないが。博物館もあまりに小さすぎて印象が薄い。
多少刺激的なところがありそうなマセルにもう少し時間を割いた方が良かった。

[南アフリカ/レソト国境]Van Rooyens Gate

プレトリアで短い区間乗車して以来の南アフリカでのミニバス移動だったが非常に快適。
レソトの入国カードを書かせられる以外は特に面倒なこともなく国境通過。

<ブルームフォンテーンからモリジャまでの国境越え>
  • 前日、ミニバスターミナルでマセル行きバス乗り場(当時の乗り場ピンポイント:S29 07.410 E26 13.608)を確認していたが、そのすぐ隣でウェペナー(Wepener)行きバスが全席埋まりそうな状態で停車していたので、近くの料金支払窓口へ行く。チケットが発券されるのではなく、窓口では行き先と自分の氏名を告げて料金80ZARを支払う。1台分の人数が集まると窓口担当者が台帳を持ってミニバスまで来て名前を読み上げ、みな乗車済みかどうかを確認して発車するしくみ。
    窓口で金を払っているのにチケットもレシートも受け取れず、アフリカなのに大丈夫なのかと不安になる。このやり方のどこにメリットがあるのか理解できなかったが、隙あらば何かしら誤魔化そうとする他のアフリカ諸国では考えられないしくみに驚く。さすがアフリカの先進国。
  • ミニバス車内には座席分の乗客しかいない。しかも私の隣には5歳と7歳ぐらいの子どもたちが席をひとつずつ占有している。車内はきれいで、直線道路を120kmぐらい出しても安定している。これら全てが衝撃的なことで、南アフリカは南部アフリカの他の国々とは違うんだぞということを思い知らされる。1時間20分でWepener到着。(ブルームフォンテーンからVan Rooyens Gate国境までのルート
  • Wepenerのターミナルには乗り合いタクシーが何台も停車していて、これで国境まで行ける。定員乗車だが車体は急にボロくなった。国境まで数分ほどで料金10ZAR。(Wepenerから国境までは約8km)
  • 南アフリカの出国審査は簡単に終了。
  • ほぼ隣接してレソトの出入国施設があり、入国カードを記入して簡単な質問を受けて入国。
  • 出入国施設のすぐ先にミニバス乗り場があり、国境近くの町マフェテング(Mafeteng)行きが停車している。車はボロくなり座席の間隔は狭くなったが定員乗車。すぐ満席になり発車してマフェテングまで30分弱、11ZAR
  • マフェテングからはマセル行きのミニバスが2,30分に1本程度、他に大型バスもときどき出ている模様。マセル行きのミニバスに乗り、博物館のあるモリジャ(Morija)まで30分、24ZAR。(国境からモリジャ博物館までのルート、街道から博物館までの1.6kmは歩き)