国別アーカイブ:ウガンダ ( 5件の日記 )

[ウガンダ]ジンジャ

<マーケットの野菜売り場(服装、商品、売り方に特徴がなく面白味がない)

<柔らかな表情と険しい表情の姉妹(同一姉妹の2枚組)

ビクトリア湖から流れ出るナイル河の源流があるジンジャ。
ビューポイントに行き、あそこが源流だと教えられたが特に美しい眺めがあるわけでもなく感動は薄い。
源流から数キロ下流にあるブジャガリ滝も見に行った。水量が多く迫力あるが、うーん、こんなもんかという感じ。

ウガンダ観光はゴリラでも見に行かないと満足できないかもしれない。

ウガンダはカメラへの抵抗があまりないようだが、女性に「撮ってもいいか」と尋ねると、大人だけでなく子供にまで拒否される。
それでも西アフリカより撮影のチャンスがずっと多いのだが、西アフリカと比べるとマーケットや農家などがごく普通に見えてしまうので、あまり撮影意欲が沸かない。

<ウガンダめも>
  • カンパラからルワンダ国境までの幹線道路はほぼ舗装しているが穴が多く、ニジェール、ナイジェリアなみの悪路で、ナイジェリアなみに飛ばす車が多い。カンパラからジンジャ(区間)のみまともな舗装道でジンジャからケニア国境(区間)まではコースによって恐ろしく荒れる。
  • バスの出発時、運転手が乗り込みエンジンをかけ、今でるもうでるというフリをしながらなかなか発車しない。ムバララからカンパラに向かう大型バスがちょろちょろ移動しながら路上で客集めして2時間近く出発しなかったのは呆れてしまった。
  • 東アフリカのホテルはどこもチェックアウトが午前10時なのが気に入らない。(西アフリカは12時か13時)ジンジャの宿代千円ちょっとのホテルは9時だった。チェックアウト後に安心して荷物を預けられるような宿に泊まっていないと、午前中観光して午後移動ということができなくなる。
  • ATMの数は多く、VISAカードのキャッシングは数台に1台ぐらいが可能。
  • 食事は特に美味しいというほどではないが、ケニアと比べ全般にまともだった。カンパラはインド料理がうまかった。
  • カンパラ以南の地方は牧草地が多く、角の立派な牛が多い。
  • 体のでかい鳥(サギやハゲコウなど)が多い。
  • 人は穏やかで悪くないと思う。特に親切ということもないが、嫌な人には会っていない。
  • なかなか発車せずトイレ休憩のないバスでの移動の辛さやカンパラの密集度の高さから受けるストレスを考えると、あまり面白味のないこの国を敢えて旅しようとは思わない。
  • マイナースポットをゆく(西アフリカ編/東アフリカ編)のまとめ

[ウガンダ/ルワンダ国境]Katuna(Gatuna)

カバレからキガリまでの道は景色の良い峠を越えていく。峠を挟んだウガンダとルワンダで土地利用が変わるのが面白い。

<国境越え詳細(ルワンダのアライバルビザ情報)>
  • カバレから国境の町カツナのイミグレ近くまで(区間)乗り合いカローラが頻繁に出ている模様。約20分で着く。
  • 出国カードを書かせられるが、それ以外はスムーズに出国処理完了。
  • ウガンダのイミグレーション(出入国審査場)からルワンダのイミグレまで歩いてすぐ。
  • ルワンダのイミグレで入国カードに記入してルワンダビザ申請。シングルエントリーのみで60$。写真不要で10分程度で発給。
  • ルワンダ入国時には税関による荷物チェックがあり、ビニール袋持込禁止のため全て没収されるという噂だったが、私は税関チェックをパスしてしまった。(イミグレーションから先に進みミニバス乗り場手前に税関があるが、イミグレの側に停まっていた大型バスに乗ったため)
  • 乗客の税関が済み出発直前の大型バスに乗せてもらい、キガリまで(ルート)約1時間半。KAMPARA COACHのバスだったが、横一列が2+2の4人掛け(通常は2+3)で通路に人もなく快適なバスだった。但し、カンパラ深夜発の夜行バスと思われる。
<ルワンダ基本情報>

[首都]キガリ、 [通貨]ルワンダ・フラン(2008年11月, 1フラン = 約0.17円)
[公用語]英語、フランス語、キニアルワンダ語、 [宗教]キリスト教94%、イスラム教 5%
[入国ビザ] 必要、国境でシングルエントリービザ取得(60ドル)、
[歴史/概要]
17世紀にルワンダ王国建国。1889年にドイツ保護領となるが第一次大戦後はベルギーの信託統治領となる。1962年の独立以前からくすぶっていたフツ族(85%)とツチ族(14%)との争いが、1994年の大統領暗殺をきっかけに大虐殺となり、100日で80万人以上が犠牲となる。その後は二度と悲劇を繰り返さないよう部族という概念を捨て、平和を目指し現在に至る。
コーヒー、茶を主要作物とする農業が盛んで、農林漁業が労働人口の90%を占める。
国土全体が山や丘、湖に覆われ「千の丘の国」と呼ばれる。

[ウガンダ]カバレ

<カバレ農村地区から中心部へ向かう道>

<農村地区の庭先のお子さまたち>

なだらかな丘が続くウガンダ農村部は緑が美しく、多様な大型鳥が車窓から見られた。

国境近くの小さな町カバレは中心の通りを外れるとすぐ農村地帯で、道で行き交う人々の多くが静かに私に挨拶していく。肌寒さを感じる朝霧の中、気持ちの良い散歩だった。

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またもや予想外の長時間移動。ガイドブックによると5時間のはずが、特に故障などのトラブルもなく9時間(あとでルート距離をみると400kmなので9時間は妥当)かかった。更にこの大型バスは午前11時に発車したのに食事休憩もトイレ休憩もない。ニジェールやマリのちんたら走るバスでは客の乗降による停車時、検問時など、少なくても男性ならいくらでもトイレのチャンスがあるのだが、ケニアやウガンダでは停車してもすぐ発車するので用を足すことが許されない。トイレが可能だったのはカンパラ出発直後の給油時と、それから5時間後、ある乗客がもう我慢できないと強く訴えたことにより行なわれた道端臨時停車のみ。

通常5時間の距離だから休憩がないのかと考え、もう着くだろう、もう着くだろうと思いながら9時間。トイレにいつ行けるかわからないので、いつものことながら、乗車3時間前から到着まで飲まず食わず。大型バスといえども車内の乗客密着度が高く、常に隣の人と強く押し合っている。比較的楽に旅ができると言われるウガンダなのだが、アフリカの移動はつらい。

実際はどの交通手段を選ぶかであたりはずれが大きそう。
ケニア国境からカンパラまでのミニバス(ここではTaxiと呼ばれる)が定員乗車で楽だったのだが、ウガンダのミニバスはとんでもなく人を詰め込むというネット情報をカンパラで見てしまい大型バスにした。しかし、少なくとも私の乗車したHorizonという会社ははずれだった。バス会社のオフィスが分散していて、どのバス会社にどこ行きの便があり、何時に発車するかを足でたずね歩くだけで大変。
バスの良し悪しを選ぶ余裕などない。

<参考図書>地球の歩き方 東アフリカ 1999~2000 =>最新版 2016~2017

<たびメモ>

「歩き方」にこの町が載ってなかったので、バス停の目の前にあったVisitour Hotelに部屋を取る。トイレ・シャワー付のツインで500円強。枕とタオルが臭かったことと、トイレに未使用コンドームが積み上げられていたこと(娼婦らしき人おらず)以外特に問題なし。シャワーはお湯がちゃんと上から流れ落ちる。1階の食堂で2食分の量を食べて200円強。地方の物価はかなり安い。

[ウガンダ]カンパラ

kasubi

<カスビ・ヒルのバナナ売り/カバカの墓(2枚組)航空写真

<カンパラ市内(2枚組)

カンパラは都会。食べ物に困らず、犯罪に巻き込まれそうな危険は感じられないので休憩する。

ただ、カンパラの車やバイク、人などの密集度は高く息苦しい。タクシーと呼ばれるミニバスターミナル内の駐車や走行中の車やバイクがこれでもかというほど詰めてきて、軽い接触はあちこちで起きている。
カンパラを1週間歩いていればどこか怪我してしまいそうだ。

[ケニア/ウガンダ国境]Busia

乗り合い車を乗り継いで容易に通過。

<国境越え詳細(ウガンダのアライバルビザ情報)>
  • キスムからブシアまでマタツ(乗り合いワゴン)で3時間。普通に走れば2時間の距離(区間ルート参照)だが途中2回、下車した人数分の客が集まるまで客待ち停車。座席のないスペースにも木箱を置き客を無理矢理座らせ、西アフリカ並みに詰め込みながら、かつ全区間満席状態を維持しようとするのには少しあきれた。
  • ブシアのマタツターミナルからケニアのイミグレーションまで歩いてすぐ。用紙に記入して簡単に出国。
  • ケニアのイミグレーション(出入国審査場)からウガンダのイミグレまで歩いてすぐ。入国カードに記入してパスポートと共に提出するとビザの申請となる。ウガンダのシングルビザ50$、写真不要。数分程度でビザ発給。他に面倒なことなし。
  • 入国手続きの指導をする親切な両替屋がたくさんいる。しかし、100$未満の小額紙幣はレートが1割以上落ちるので、イミグレで両替せず乗り合いバスターミナルで両替したが更にレートが悪かった。
  • ウガンダの出入国審査場から乗り合いミニバスターミナルまで1km程度。自転車タクシーが多数客待ちしていて30円以内で行く。
  • ウガンダ国境の町からカンパラまで乗り合いミニバスで4時間半。(ガイドブック「地球の歩き方」に2時間半とあり、他の所要時間表示が合っていたので信用していたが、この2時間半は誤り。順調にいって4時間。Googleマップのルート検索はカンパラ中心部から10kmほど先のカバカの墓まで)

    <参考図書>地球の歩き方 東アフリカ 1999~2000 =>最新版 2016~2017
<ウガンダ基本情報>

[首都]カンパラ、 [通貨]ウガンダ・シリング(2008年11月, 1シリング=約0.05円)

[公用語]英語、スワヒリ語、 [宗教]キリスト教60%、伝統宗教30%、イスラム教10%、

[入国ビザ] 必要、国境でシングルエントリービザ取得(50ドル)

[歴史/概要]

16世紀初頭から諸王国が成立、19世紀中頃にブガンダ王国がザンジバルとの交易で繁栄。その後、英、独、仏の権益争いがあるが1890年にイギリスの勢力圏となる。1962年に独立したが度重なるクーデターにより内政、経済は混乱(70年代には大量虐殺で有名なアミン大統領も現れる)、1986年に成立した現ムセべニ政権がほぼ全土を平定。

赤道直下だが東アフリカ高原にあり、平均気温21-25度と暑くない。緑溢れる森にはマウンテンゴリラが生息し、世界で2番目に大きい淡水湖ビクトリア湖からはナイル河が流れ出すなど自然豊かな国土は、かつてイギリスの首相チャーチルから「アフリカの真珠」と讃えられた。