国別アーカイブ:アメリカ合衆国 ( 5件の日記 )

[アメリカ合衆国]バッファロー

<中心部撮影場所

高熱で苦しかったので、中心部周辺を食い物探して歩き回っただけだが、実に寒々とした街だ。大きく立派な建物が多く大都会のように感じるのだが、店が少なく更に通りを歩く人は異常に少ない。(日曜日のせいなのだろうか)

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1軒だけあった高級レストラン以外に唯一見つけられた中華のファストフード店に入ったが恐ろしい所だった。暗い店内はがらんとして、浮浪者に見えてしまう客が2人離れてぼそぼそと食事している。
店員はチャイニーズ系女性1人しかおらず、注文を聞いてそのまま彼女が調理する。久しぶりに焼きそばを食べようと思ったのだが、Fried Noodleはどれ?という私の質問に対して、彼女はFried Noodleは焼きそばでなく揚げた乾麺を指すと主張して、私と見解の相違がみられたのでラーメンにした。
中国以外の海外でラーメンを頼み、まともなモノがでてきたためしがないことを忘れていた。
ビール大ジョッキ用のプラスチックカップにしか思えない容器にビール色をしたスープが入れられ、ブロッコリーなどの野菜と一緒にみみずほどの長さで縦に伸びた麺が浮いていた。
カップを抱え込むようにぼそぼそと暗い店内で食べる。私も他の客と同じように浮浪者風にしか見えないだろう。
たまたま入った店が悪かったのだろうが、グアテマラなみに緊張を伴う食事だった。

<たびメモ>

ナイアガラフォールズの滝周辺からバッファロー空港までは遠く、シャトルバン(乗り合いタクシー)でも30ドルかかる。私は、ナイアガラフォールズからバスで1時間(2.25ドル)のバッファロー市内に宿泊して、翌朝そこからバスで30分(1.75ドル)の空港へ向かった。どちらも本数が少なく、1、2時間に1本程度なのでとても不便。
空港へ向かうバスの乗客は、空港周辺の勤務先へ出勤する人たちだけだったので、他の旅行者はシャトルバンかレンタカーを利用しているのだろうか。
グランドキャニオンの日記に続けて)もう一度言おう。アメリカの旅はほんと不自由だ。

[カナダ]ナイアガラフォールズ

<カナダ滝航空写真

訪れたことのある全ての人から、つまらないから期待しない方がいいと言われたナイアガラフォールズ。
期待度をぐっと落としていたことが幸いして予想以上に良く感じた。もっと小ぶりなのかと思っていたが、なかなかの大瀑布だ。

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アフリカのビクトリアフォールズで感激して南米イグアスの滝を訪れ、そこでも十分感動していたため、世界三大瀑布のナイアガラもいつかは見に行きたいと思っていた。それら2つより迫力は劣るが十分満足。

実はNYから風邪をひいている模様で日増し悪化している。何せ、中米でくたくたになっているところで、ニューヨークは深夜2時チェックイン、トロントは深夜1時チェックインなので、疲労回復させるすきを与えていなかったのだ。
本日の体温は38度台。頭痛と寒気がつらいが、ゆっくりならなんとか行動できる。おかげで、水しぶきを浴びるアトラクションものや高所に登る乗り物などは未練なくパスできた。
アメリカ側は見ないつもりでカナダ側のビューポイントをゆっくり歩いたら1時間半しか時間が経っていなかった。半ばしかたなく国境の橋を渡りアメリカ側ビューポイントも回る。アメリカ側の方が滝の迫力を感じられて楽しい。
亀のごとくゆっくり歩いても3時間で全て見られるコンパクトさが結果的に良かった。

<たびメモ>

ナイアガラフォールズ周辺の宿は、日本でネット検索する限り、この時期はシングルルームが50ドル切るのがやっとだった。私が予約した49ドルのシングルルームは街中からも遠い最安値の部屋だと思っていたが、3人横になれるキングベッドにバスタブまで付いた相当オーバースペックの部屋。付近には同様のモーテルが多く、40ドル以下と表示されている宿もあった。また、滝に近い街中でもモーテルがいくつも目につき、空き部屋表示も多く見られた。
ヨーロッパ旅行後、先進国の宿はネットでの事前予約が最も安上がりだと思っていたが、ここに関する限り、現地で探した方が安く良い条件の部屋をみつけられたようだ。(空き部屋の有無はシーズンによりますから保証はしませんよ)

[アメリカ合衆国]ニューヨーク

飛行機が少し遅れたこともあり、ホテルにチェックインしたのは夜中の2時近く。ネット検索では最安値(と言っても$45)のシングルルームはノガレスのような恐ろしい部屋ではないかと心配していたが、清潔なホステルだった。
ニューヨークはなかなかいいんじゃない。地下鉄は乗り易いし、さすがにロサンゼルスと違って、大都会ならではの景色があちこちに見られる。
東京では物足りない都会好きの人にとって、訪れる価値十分あり。

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<メトロポリタン美術館内アフリカコーナーの一角>

ニューヨークでも時間が十分ないため、限定的に歩き回る。ブルックリンのホステルから地下鉄でウォールストリート周辺まで行き、バッテリーパークからただ船で自由の女神を見学。タイムズスクエアで牛丼を食べた後は、残り3時間程度を3日あっても見きれないというメトロポリタン美術館に充てた。
世界各地のお宝が集められた巨大な美術館だが、その広さよりも迷路のような館内のわかりにくさで無駄な時間を費やしてしまう。それでも絵画以外は全て見た結果、(エジプト関連も充実しているが)エジプト以外のアフリカ各地の陳列物が豊富で、アフリカに行っても目にできないような優れた品を数多く鑑賞できた。

<たびメモ>

サンホセからニューヨークまでのフライトは燃油サーチャージとか含んでちょうど2万円の格安チケット。しかし、スターアライアンスのUS Airwaysなので、スターアライアンスのゴールドメンバーである私は、乗り継ぎが1度ある機内とラウンジで食いすぎ飲みすぎ状態になるのだろうなと予想して事前の飲食をセーブしていた。
ところが、サンホセにラウンジはなく、機内の食事とアルコールは全て有料なのであった。
うーん、US Airwaysがそういう航空会社だとは知らなかった。

[アメリカ合衆国]グランドキャニオン

<トレイルヘッドからの眺め>

グランドキャニオンは、すごいと言えばすごいのかもしれないが、この程度の景色であれば世界中至る所で見られるのでは、という気がしないでもない。

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<ヤババイポイントからの眺め撮影ポイントの航空写真

よく整備された公園内を歩いていれば十分楽しむことができるが、こんなに広大な景色なのにみな同じポイントから見させられているような気がする。グランドキャニオンだから気持を高めて訪れたのだが、写真などで見た景色そのままで、何だこんなもんかという感想になってしまう。
今回、私はレンタカーを利用せず公共の交通機関で移動できる範囲でしか鑑賞していないので、車で広範囲に移動したり空から観察したりすればグランドキャニオンのすごさというのものが実感できるのかもしれない。

<たびメモ>

グランドキャニオン観光の拠点フラッグスタッフまでロサンゼルスから夜行列車で行き、バスでグランドキャニオンへ向かったのだが、このバスというのは10人乗りぐらいのミニバンなのだ。これが、午前と午後に1便ずつしかない。行きのバス(という乗り合いタクシー)にはすんなり乗れたが、夕方の帰りの便は予約で一杯で乗れないと言われる。

世界的大観光地だからいくらでも他に交通手段はあるだろうと思って、行きだけでいいとそのミニバンに乗ってグランドキャニオンに向かったが、帰りの足を確保するのに1時間以上かかってしまった。フラッグスタッフの隣町から観光列車が往復しているが、予約なしで帰りだけの利用は不可と言われ、来る時に利用したミニバンとは別にもう1社だけミニバスを運行している会社があり、観光案内所でその事務所にしつこく何回か電話してもらいようやく席を確保できた。(1人だから可能だった)

ツアー、レンタカー以外でグランドキャニオンへ行く人は観光列車でもミニバスでも事前予約が必須とのこと。
アメリカには自由がない。(かって気ままな旅が困難だ)

[アメリカ合衆国]ロサンゼルス

<ウォークオブフェイム撮影ポイント

ロサンゼルスは華やいだ都会だと思っていたが、どこに行っても寂れていて、地元の人々も垢抜けていない。
特にハリウッドの寒々とした雰囲気は何だろう。映画スターの着ぐるみで写真を撮らせている姿は中国の地方都市かと思わせ、それ以外はパントマイムと絵描きのストリートパフォーマーがいただけ。
スターの手形、足形やハリウッド&ハイランドなどメジャーと思われるモノを見たが、うーん?である。
華やかさではバンコクのサイアムスクエアにも負けているぞ。

がっかりだよ、ロサンゼルス。