ピンポイント航空写真

ピンポイント航空写真15(+15)による観光ガイド

上空から眺めて楽しい世界遺産や観光地を15(+15)選び、遺跡などをできるだけピンポイントでご紹介します。

スタートボタンを押すと1つ目の観光地からご覧いただけます。地図上のマーカーで観光地を選択してからピンポイント航空写真を押したり、プルダウンメニューから観光地を選択しても結構です。航空写真(Google Maps)、現地で撮影した写真、簡単なガイドが表示されます。ガイドに従って範囲拡大航空写真を押したり、航空写真上でマウスを動かして遺跡などを探してみて下さい。
地図上では、よりお勧めの観光地を青マーカー、それ以外のポイントを番外として灰色マーカー、そして現在選択されているポイントを赤マーカーで表示しています。

ピンポイント航空写真

Google Maps API V3
で作成した地図を表示

  • サイト内検索 Yahoo!JAPAN

<小マーカー凡例>
マーカーをクリックすると、そこを中心に拡大表示します。
 ピンポイント航空写真
 別の写真があるポイント
 写真のない他ポイント

エジプト|ルクソール カルナック神殿

最初は超巨大遺跡群のルクソール。カルナック神殿は全てが巨大。ピンポイント航空写真の中央に大列柱室がありますが、その西北西側にある遺跡入口から写真は撮られています。
範囲拡大航空写真ボタンを押すと、ルクソール全体の遺跡範囲が航空写真に表示されます。ナイル河を挟んで東西の地域に分けられ、中心街のある東岸にはカルナック神殿と共に南側のルクソール神殿が有名。西岸にはツタンカーメンなど王墓群やハトシェプスト女王の葬祭殿などの遺跡が自転車で回るのにちょうど良い数キロ以内に点在。遺跡の充実度、世界一か。

エジプト|ギザのピラミッド

カイロ郊外ギザのピラミッド。
航空写真左上にあるマイナスボタン下の数字が航空写真や地図のサイズになります。現在サイズ16(18まで可)でここでは横1400m、縦700mの範囲ですが、3つのピラミッドが入りきっていません。
スフィンクス像ピンポイント航空写真範囲内にありますが、みつけられますか?(航空写真内をカーソルを移動させると航空写真右側に表示される)
カーソルをのせれば航空写真右側に表示されます。みつけられない場合は小マーカー表示/消去あるいは範囲拡大航空写真を押して下さい。
航空写真のサイズを15か14にすれば(航空写真内のスケールでマイナスを押す)、ピラミッドやスフィンクスのすぐ間近まで都市部が迫っているのがわかります。カイロから訪れると、都会のコンクリートから突然、砂漠の世界が始まるのに驚かされます。

カンボジア|シエムリアプ バイヨン

巨大遺跡のアジア代表でシエムリアプ周辺のアンコール遺跡群。
周辺に数多く遺跡が残りますが、アンコールワットバイヨンを含むアンコールトム、タプロムの3地点をカバーすれば十分でしょう。範囲拡大航空写真を押せばこの3つのポイントが表示されます。それぞれのポイント間は直線距離で3km強の範囲内です。
緑に覆われ、平坦なので自転車で回るのが気持ち良いです。バイヨンは東西南北のどの方向からも鑑賞できますが、正面が真西を向いているアンコールワットは午後になると陽があたり、より写真うつりが良くなります。

ジンバブエ|ビクトリアフォールズ

世界三大瀑布のひとつアフリカのビクトリアフォールズ。

範囲拡大航空写真を押すと滝の全体が表示。(ピンポイント航空写真を押せば元の画面)
高さ100m以上の滝が横に1km以上は広がっているのがわかります。
この滝は大地の裂け目に水が落ちているため、滝口(落ち始める所)と同じ高さの対岸から観察できます。滝周辺では水煙が雨のように降り、植生が周辺部と全く異なっています。また、滝周辺や拠点となる街の近くで、象などの野生動物も見られ、大自然が好きな人には大変魅力的な観光地です。

インド|エローラ カイラーサナータ寺院

ヒンズー教及び仏教の遺跡群エローラ。

範囲拡大航空写真を押して表示される、東西の中央部分、ほぼ南北に伸びる800mのライン上に29個の石窟があり、更に画面範囲外の北北西方向600mほどにジャイナ教の石窟群があります。

数多くの石窟が集中していますが、岩をくり抜いて作られたカイラーサナータ寺院(唯一マーカーあり)に度肝を抜かれ、他の石窟は全く印象に残りません。その大きさや驚きは写真で表現できないので、ぜひ訪れてみて下さい。

エチオピア|ラリベラ

ラリベラのエチオピア正教教会群。岩をくり抜いた遺跡としてこちらも度肝を抜かれます。
ほとんどの教会は12世紀に造られていますが、現在も多くの巡礼者が集まっています。左の写真の十字型をした教会をピンポイント航空写真範囲内でみつけて下さい。
面倒であれば、小マーカー表示/消去押せばマーカーが表示され、あるいは範囲拡大航空写真を押せば十字型の教会と周辺の教会群が表示されます。ゴルゴタ教会ほか第1グループ教会群やガブリエル・ラファエル教会ほか第2グループ教会群も縦や横に岩をくり抜いて造られていますが、遺跡保護のため大きな屋根がかけられ、外観を十分鑑賞できません。ラリベラは標高3000m以上の山に囲まれ、頂上部などに残された周辺の修道院を訪れることもできます。

エチオピア|ハラル

エチオピア内にあるイスラムの聖地ハラル。

範囲拡大航空写真で表示される、横に1.2kmほどの瓢箪型の城壁で囲まれた範囲が旧市街です。写真を撮影した場所にマーカーを立てていますが、どれもピンポイントで位置が特定できていません。

旧市街には100以上のモスクがあると言われてますが、どこも異教徒が入ることはできず、これといった名所旧跡はありません。しかし、路地を歩けば、角を曲がるたびに刺激的な光景に出会え、不思議な魅力に溢れた街です。

イスラエル|エルサレム 旧市街

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地エルサレム。

金色に輝くイスラム教の岩のドームの南西150mにはユダヤ教徒が祈りを捧げるなげきの壁があります。

更に範囲拡大航空写真で表示される外壁に囲まれた約1km四方内がエルサレム旧市街です。この狭いエリア内にキリスト教聖墳墓教会を含めた各宗教の重要な施設がありますが、更にイスラエル軍による検問が何ヶ所もあり、路地に土産店がひしめく中を世界各地から訪れた大勢の観光客が歩き回ります。

イエメン|サナア 旧市街

中東イエメンの首都サナアの旧市街。

旧市街へのメインの入口であるイエメン門小マーカー表示/消去を押せばマーカーが表示されます)をくぐると、お菓子の家のような建物が延々と続き、おとぎの国に迷いこんだような気分になります。

範囲拡大航空写真で表示される外壁で囲まれた旧市街の範囲は、こちらも1km四方ぐらい。それほどの広さがある訳でないのですが、迷路状になった路地では一度通った場所に二度と戻れないことが多く、街が無限に広がっているように感じます。
私の好きな旧市街第1位がサナアで2位エルサレム、3位ハラルです。

ヨルダン|ペトラ

バラ色の古代都市、中東ヨルダンのペトラ。

ピンポイント航空写真に表示されている地域は、東西に伸びる柱廊と画面左下の大寺院を含むペトラの中心部分です。柱廊通りを東に進み。400m南下すると円形劇場があり、更に東南東500m先、岩に囲まれた広場西側に映画「インディジョーンズ最後の聖戦」で有名なエル・ハズネがあります。

遺跡入口は岩の裂け目の細い道(航空写真では曲がりくねった影が東西に伸びる)を通った東1.5km先(サイズ16で1画面半分)にあります。入口からエル・ハズネまでは両側にバラ色の断崖を見ながら進むため、遺跡との出会いに期待が高まります。

ウズベキスタン|ブハラ

中央アジア、ウズベキスタンの古都ブハラ。

左の最初の写真は、ピンポイント航空写真の東北東方向から撮影しています。ブハラのシンボルである高さ46mのカラーン・ミナレットは航空写真内で影が長く伸びています。
範囲拡大航空写真で表示されるエリアに、ブハラの主な見どころが点在して、春から夏は異常に暑いですが歩いて回れます。遺跡や歴史的宗教施設が現在の生活空間と混在しているため、街歩きがより楽しくなります。モスクも民家もほとんどの建物が中庭を持ち、周囲の建物と隣接しているのが航空写真で良くわかります。中東、アフリカなど乾燥地域の旧市街地でよく見られる特徴です。

クロアチア|ドブロブニク

アドリア海の真珠、ドブロブニク(あるいはドゥブロヴニク)。

城壁に囲まれた400m四方ほどの範囲がドブロブニク旧市街の全てです。この城壁の上を一周して街を間近から見下ろすことができます。

街中を探索してもあまり面白味はないので、城壁の上や周囲の高台から赤い屋根の美しい街並みを海と一緒に鑑賞するのがお勧めです。

マリ|ジェンネ 大モスク

西アフリカの代表的観光地、マリのジェンネ。
この泥で造られた大モスク前の広場では、毎週月曜日にマルシェ(市場)が開かれ、彩りあざやかな衣装を身につけた女性たちで溢れます。広場の東隣にある建物では毎日、市場が開かれ、屋上に上って中庭の露店を眺めたり、モスクを望んだりできます。
範囲拡大航空写真で表示されるジェンネ市街は、ニジェール河とその支流バニ川の中州にあり、車で向かう場合、更に縮小してサイズ13で南東(右下)に現れる河をフェリーで渡る必要があります。航空写真を地図+写真あるいは地図モードに変換すると良くわかります。(航空写真の右上『写真』をプルダウンして『地図』を選択)

マリ|トンブクトゥ ジンゲリベリ

サハラ砂漠の交易都市トンブクトゥ。

かつて黄金の都とも呼ばれていたトンブクトゥに憧れて訪れましたが、街中にはほとんど見るべきものはありません。小さなモスクがいくつかある程度です。ただ、街の周りはサハラ砂漠に囲まれていて、街の周辺にはプリミティブな集落がいくつも見られます。(この地域はサイズ19までと拡大レベルが大なので、車や人の様子までわかります。)

トンブクトゥにいたるまでの砂漠地帯の景色と、その中に突然現れる街の意外なほどの都会ぶりに驚かされます。

トルコ|パムッカレ

トルコの石灰棚パムッカレと古代遺跡ヒエラポリス。ある限られた範囲に真っ白な石灰岩が広がり、棚田状の池に温水が流れ、その中を歩くことができます。

範囲拡大航空写真を押して表示される中で、真っ白に表示された石灰棚地帯の傾斜地を南端から数百メートル登ると丘の上の平坦な土地が広がり、北東側にヒエラポリスの遺跡群が数百メートルの範囲に点在します。
石灰岩壁を流れる水に体を打たれ、ローマ劇場ローマ門などの遺跡を鑑賞して、遺跡が沈むプールで泳ぐというように、遺跡、自然、アトラクションを合わせたバラエティ豊かな観光が楽しめます。

トルコ|カッパドキア

奇岩、古代都市、トルコのカッパドキア。

自然が造り出した様々な奇岩が連なり、岩をくり抜いた住居、地下都市、城、洞窟教会などが広範囲にみられる、世界最大規模の観光地です。

範囲拡大航空写真で表示される地域は主な観光スポットのある中心エリアで、周辺にまだ多くのエリアがあり航空写真解析不十分のため番外に位置づけております。

ペルー|マチュピチュ

空中都市、南米ペルーのマチュピチュ。
ピンポイント航空写真で外壁の形がはっきり見えている区域は居住地跡です。南の方に太陽の神殿などの宗教施設、斜面には段々畑などが見られ、主だった遺跡は400m×200mの範囲内にあります。
マチュピチュはまさに屹立した山の頂に築かれた都市というイメージで、範囲拡大航空写真で表示されるように麓の町からヘアピンカーブの道をバスで登ります。直線距離1kmほどの町からの標高差が400mあると言われるので、いかに急峻であるかわかります。

ブラジル|イグアスの滝

世界三大瀑布の2つめ、南米イグアスの滝。

滝の広がる範囲はビクトリアフォールズ以上と言われていますが、流れ落ちる水の色が美しくなく、滝が二段になっているため、ビクトリアと比較して迫力に欠けます。

公園がよく整備され、様々な角度から鑑賞できるため、ビクトリアフォールズの前に訪れれば、十ニ分に感動できるはずです。

イエメン|シバーム 砂漠のマンハッタン

数百年前のビルが建ち並ぶ砂漠のマンハッタン、シバーム。

飛行機で近くの空港に降下する際、砂漠の中に突如として現れるビルの固まりにはかなり驚きます。
外壁で囲まれた要塞村に入ると建物の間隔が狭く、子供たちの声が響き、都会の郊外の団地にでもいるような雰囲気です。

道を挟んだ南側にある集落を越えた丘(道路から数百m南)を登るとシバームの全体が見渡せるようですが、私が訪れた時は驚異的な暑さでとてもそんな気力は生まれませんでした。

ウズベキスタン|ヒヴァ イチャン・カラ

古いイスラム建築の残る博物館都市、ウズベキスタンのヒヴァ。

左の最初の写真は未完成の大ミナレットと言われるカルタ・ミナル(青い塔)ですが、上のピンポイント航空写真でどこにあるかわかりますか。小マーカー表示/消去を押せばマーカーでポイントします)
範囲拡大航空写真で表示される城壁に囲まれた範囲(縦に細くやや右に傾く)がイチャン・カラと呼ばれる当時の内城になります。

イチャン・カラ内は建築物が昔(といってもほとんどは19世紀ごろ建築あるいは改築)のまま保存され、民家がなく博物館状態になっています。

ウズベキスタン|サマルカンド レギスタン広場

シルクロードの要衝、青の都サマルカンド。

サマルカンドの代表的観光スポット、レギスタン広場。3つのメドレセ(神学校)は内部の装飾も美しく、一部のミナレット(塔)にも登れ、十分楽しめます。

サマルカンドは現在も大都市で、レギスタン広場以外の見どころは車での移動が必要なほど離れているため、街歩きの楽しさを味わえないのが難点です。

パキスタン|モヘンジョダロ

インダス文明の遺跡、モヘンジョダロ。

誰もが名前は知っている遺跡ですが、観光客は非常に少ないです。パキスタンの僻地にあり治安もあまりよくないのでは。

現地での案内があまりないので、ツアーで訪れ、ガイドをしてもらえばなかなか良い遺跡だと感じられるかもしれません。
予備知識なしに訪れた私はほとんど理解できませんでした。

パキスタン|ラホール

パキスタンの古都、ラホール。

パキスタンではカラチに次ぐ大都市で、大通りから小路にいたるまで想像を絶する混雑ぶりです。
ピンポイント航空写真は巨大なバードシャーヒー・モスクとその東隣に城跡(ラホール・フォート)が広がります。
範囲拡大航空写真で、大通りで囲まれた旧市街がほぼ画面いっぱいに表示されます。(大通りがわかりにくければ地図モードにして下さい)
このエリアは建物が密集して、道は人や車、騒音で溢れていますが、点在するモスクに入ると静かで快適な空間に浸ることができます。

イラン|ペルセポリス

中東3Pのひとつイランのペルセポリス。

知名度が高く、航空写真がきれいなので載せてますが、他のペトラ(ヨルダン)やパルミラ(シリア)と比べると、観光地としてはぐっと落ちます。

範囲拡大航空写真を押して表示される範囲がこの遺跡のほぼ全てですが、柱がまばらに残っているだけで、上空から見ても殺風景な雰囲気が伝わると思います。(往時は他の2つと比較にならない建造物だったのでしょうが。)

モンテネグロ|コトル

アドリア海沿岸、モンテネグロの城塞都市コトル。

城壁で囲まれた旧市街は約300mの正三角形の範囲内です。旧市街の背後にニ千m級の山が迫り、その断崖にへばりつくように城壁が250mの高さまで伸びています。

コトル湾は四方が急峻な山で囲まれていますが、航空写真のサイズを11まで縮小(範囲拡大)してやっとアドリア海が現れてきて、いかに奥まった湾に築かれた街かということがわかります。

ミャンマー|マンダレー

ミャンマーの古都マンダレー。(ミャンマーの観光地は何といってもバガンですが、バガン中心部の航空写真詳細がないので、ぐっとレベルが落ちるマンダレーでカバーします)
サンダムニパゴダには1,774の白い小仏塔が建っていて、上のピンポイント航空写真でもそれらしきものが写っています。また隣にあるクドードォパゴダでは、729の小仏塔に経典を刻んだ石版が納められています。
標高200mほどのマンダレーヒルに長い階段の参道を登ると頂上からの眺めが見事です。そのほか再建された王宮など、街のみどころが2、3km程度の歩くかサイカー(自転車タクシー)で移動できる範囲内にあります。

アメリカ合衆国|グランドキャニオン

グランドキャニオンのサウスリム。

無料のシャトルバスで行ける主なビューポイントが範囲拡大航空写真で表示されます。航空写真ではわかりにくいですが、ビューポイントから大渓谷を見下ろすことになります。

メキシコ|グアナファト

メキシコ中央高原の中世都市グアナファト。

かつて銀山で栄えたというグアナファトは山々に囲まれた狭い土地にカラフルな建物がひしめき合います。

範囲拡大航空写真で表示されるエリアがフアレス劇場グアナファト大学、教会、公園などのみどころが集まる市街観光エリア。
細い道は曲がりくねり、地下道も張り巡らされているため、小さいながらも迷いやすい複雑な街です。

メキシコ|テオティワカン

世界で3番目に大きいピラミッドがあるテオティワカン。

中米の遺跡にはティカルなど他によりお勧めの遺跡がありますが、航空写真を拡大できるのは現在テオティワカンのみ。
高さ65mの太陽のピラミッドは巨大ながらも頂上まで登ることができます。

よく整備された遺跡公園内には他にもみどころがいくつかあり、半日の観光にちょうど良い広さ。他の中米の遺跡と異なり周辺に熱帯雨林を感じさせる森林がないのが残念です。

カナダ|ナイアガラフォールズ

世界三大瀑布のひとつナイアガラフォールズ。

範囲拡大航空写真の航空写真で河の西側がカナダ、北東側がアメリカになり、レインポーブリッジを歩いて両国間を行き来できます。

全体がほど良い大きさにまとまっているので、アトラクションものを除けば両国の主なみどころを歩いて半日で回ることができます。