国別アーカイブ:チュニジア ( 5件の日記 )

[チュニジア]チュニス(カルタゴ)

チュニスのグランモスク(左写真)を始めとしたメディナは世界遺産ということで手短かに歩き回る。歩きやすくこじんまりとしたメディナだ。皮革製品を扱う店が多く、駱駝の臭いが鼻につく。

電車でカルタゴに入り、3駅ぐらいの間に点在する遺跡(右写真)を歩き回る。博物館のある丘の上から眺めると、海に面したカルタゴの街が美しい。整備すれば魅力的になりそうな世界遺産だった。

夕方、空港に向かい、何時に着くのか全くわからぬままカイロ行きの飛行機に乗った。

[チュニジア]ドゥッガ

<ローマ遺跡ドゥガ(2枚組)

規模ではチュニジアで一番というローマ遺跡ドゥガ。あまり期待していなかったが、予想通り。

周りの緑はきれいだが、敷地が広いだけで遺跡としてぱっとしない。空もどんよりしていたので写真には花を添えて見映えを良くした。(裏の写真)
遺跡の敷地内で牧童が羊や山羊に草を食べさせているのには驚いた。(表の写真)
雑草を刈る手間をはぶくためなのだろうか。家畜のフンがごろごろしていては遺跡によくないのでは。ここって本当に世界遺産?

そろそろチュニジアのネタが尽きそうなので、次の国へ移動の準備を始める。

[チュニジア]スース

スースはなかなか良い街。
2泊したため、どこでジュースを飲みどこで食事をするかが決まってくる。自分の街になった気分だ。
美しい白浜のビーチが何キロも続き、海岸のすぐ近くに城壁で囲まれた古い街並メディナがある。サヘルの真珠と呼ばれるスースには白い建物が多い。(写真)
路地裏ではやさしいアラブの男たちが猫に餌を与えている姿を見かけるが、痩せて毛並みの悪い猫が多く、観光客にも食べ物をねだる。

メディナの路地を歩いても子供たちに出会えなかったのが残念だ。アラブのおやじたちが幼児を抱き上げ、髭面を寄せて歩く姿ばかりが目についた。

[チュニジア]ケルアン

イスラム教でメッカ、メジナ、エルサレムに次ぐ第4の聖地と言われるケルアン。(ケルーアン、カイルーアン、カイルアン、カイラワーンとも表記される)
メインであるグランモスクは観光客が入れるところが限られていることもあり、こんなものかという程度。しかし、世界遺産ということで記念撮影。(写真上マウスオーバーかクリックで表れる2枚目)

ケルアンには城壁に囲まれた迷路都市メディナにモスクも含めた観光施設が点在する。観光客の歩かない路地をうろつくと白い建物が連なるアラブらしからぬ通り(写真1枚目)が現れてきた。青空に映え、なかなか良い。この街は星1つ半だ。(5つ星満点だが)

宿泊したスースのFARESホテルは18ディナール(約1、400円)の割には大変清潔。ベッドも堅く寝心地が良く、うなされずに済む。昨晩に続いて、今晩も泊まることにした。
ただし、電話回線でネット接続したかったのだが、このホテルには外線につながる電話で客が使えるものはない。インターネットカフェに行ったがUSBメモリーをPCが認識せず、送信断念。

[チュニジア]チュニス

チュニスの朝はさわやか。長時間の移動による疲れからか喉や耳の痛みと共に悪夢にうなされた夜が嘘のようだ。
昨晩、深夜12時を過ぎの宿探しをしている時、ワルそうなやつらを追い払うのに多少苦労したが、概ね安全な街のようだ。

チュニスを軽く散歩した後、列車でスースに移動。そこから乗り合いタクシーでエル・ジェムに向かう。エル・ジェムにある円形劇場は世界遺産で、街中では際だつ大きさがあるが、特に引きつけられるものがない。ただ空の青さが印象的だった。