[ウズベキスタン]テルメズ(1)

私はブハラで3日ぐらい滞在して立ち去るつもりだった。

それがなぜかアフガニスタンとの国境の町テルメズ(現地人の発音ではテルミズ[ウズベク語: Termiz / Термиз])まで連れて来られた。

テルミズに行って山に登らないかとママから誘いを受け、私が軽く興味を示したのがきっかけのようだ。考えておくとしか返事していなかったのだが。
昨晩の話では3日後にテルミズに向かい、1泊2日で帰ってくるということだったが、朝食後、テルミズのおばの家に連絡して車も予約済なので昼過ぎに発つと言われる。断るべきか迷っていたところ、10時半に車が来て、もう出ると告げられ、文句や主張をする間もなくママと次女と3人で車に乗り込むことになった。
所要時間3時間と聞いていたのだがウズベキスタン南端にあるテルミズの家に着いたのは18時ごろ。そのお宅で昨晩のブハラなみの食事が出てディナーかと思っていたらそれは昼食で、市内観光後に他の親戚たちと共にまた食事をするという予測不能な展開が続く。

テルミズのおばの家は4階建てアパートの一室だった。ブハラの家のトイレが床板に穴を開けただけのものでシャワールームもないのだが、こちらはトイレが洋式の水洗でバスルームまであると言われ期待していた。しかし、水が出ている時間が限られ、お湯はでない。
トイレが済んだ後は台所に溜めている水を洗面器で運び流さなければならないし、シャワーはあたためてもらった洗面器1杯分の水をちょろちょろと体に流して洗った気になるだけだった。

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