[ケニア]ナクル
<宿泊したホテル前の瓦礫で行なわれる路上売り風景>
夜10時ごろ到着したので、周辺の状況を把握しないままガイドブックお勧めのホテル(Pekars Lodge)に泊まったのだが、ホテル前の敷地が爆撃されたかのようにビルが崩壊していた。夜は瓦礫の中で焚き火がたかれ、(いったいどういう種類の人々か不明なのだが)午前3時すぎまでお祭りのように騒いでいる。そして、大声での会話が朝まで続き、通りに面した部屋は寝られたものでなかった。
朝になると瓦礫周辺にいくつも店が出ていて、アフリカらしい光景を部屋から眺めることができた。
<参考図書>地球の歩き方 東アフリカ 1999~2000 =>最新版 2016~2017
<メネンガイ・クレーター>
ケニアらしい自然を眺めたいと思いナクルに来たのだが、どうもイマイチ。
フラミンゴで有名なナクル湖だが、雨季の4月ごろでないと見られないということで、タンザニアのンゴロンゴロに次ぐクレーターだというメネンガイ・クレーターに行く。
クレーターだと言われればそんな気もするという程度の不明瞭さで、ビューポイントからの眺めはそれなりに良いのだが特に絵になる景色はない。
ケニアの実力はこんなもんじゃないでしょ。やはり高い金出して国立公園内に入らないといけないのかもしれない。
≫続きを表示キスムからナクルまで(区間)の道はとんでもなく荒れている。
ジンジャからキスムまで(区間)は定員超オーバーのぎゅう詰めミニバスで合計6時間(出発待ち時間含む)。すでに体がギブアップぎみだったので、キスムから夜行列車でナイロビに入ろうとしていたのだが、ナクルまで定員乗車の急行マタツ(ハイエースの乗り合いミニバス)があるとキスムのターミナルで言われ、シートや膝周りにゆとりのある楽そうな席を選び乗車することにした。
客集めに1時間半待たされて出発したが、定員乗車なので尻、膝、腰の痛みがない。これであれば数時間は耐えられそうだ。久々の当たりだと思っていた。
しかし、客がどんどん降り席が空いてくると不安になってくる。案の定、半分も走っていない1時間半後、私は、別のマタツに有無を言わさず乗り換えさせられた。客が少ないため急行の運行が取りやめになり、またしても、ぎゅう詰め各駅停車のマタツに乗ることになってしまった。しかも、そこからナクルまでの道は今回の西アフリカを含めた旅の中でも最も酷い悪路。2時間強、尻、膝、腰の苦痛に耐えるしかなかった。
当たりくじを引いたと思ったらすぐ取り上げられ、はずれくじをつかまされてしまった。アフリカの旅に当たりなどないと思っていた方が良い。
ケニアのシングルエントリービザで隣国タンザニア、ウガンダに出国してもビザ有効期限内であれば再入国可能だが、ルワンダに出てしまうとケニア再入国時にビザを取り直す必要があるとガイドブックなどで言われている。
ナイロビの空港でアライバルビザ申請時に係官にルワンダに行く予定があるのでトランジットビザかマルチビザにできないかと問い合わせたところシングルビザで再入国可能だといいかげんに答えられた。
ウガンダからケニアへの再入国時、ケニアのシングルビザのページを開いて係官にパスポートを提出すると他のページをチェックすることなくビザの上に入国スタンプを押した。(ケニア出国時も同様にパスポートの他のページのチェックなし)
これであれば、ルワンダだけでなく他の国に出国していても陸路でウガンダから入国する限り、シングルエントリービザでケニアに再入国可能のような気がする。(規定上は不可かもしれないので、運が悪いと50$のビザを取り直さないといけないかも)