[ウガンダ]カバレ

<カバレ農村地区から中心部へ向かう道>

<農村地区の庭先のお子さまたち>

なだらかな丘が続くウガンダ農村部は緑が美しく、多様な大型鳥が車窓から見られた。

国境近くの小さな町カバレは中心の通りを外れるとすぐ農村地帯で、道で行き交う人々の多くが静かに私に挨拶していく。肌寒さを感じる朝霧の中、気持ちの良い散歩だった。

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またもや予想外の長時間移動。ガイドブックによると5時間のはずが、特に故障などのトラブルもなく9時間(あとでルート距離をみると400kmなので9時間は妥当)かかった。更にこの大型バスは午前11時に発車したのに食事休憩もトイレ休憩もない。ニジェールやマリのちんたら走るバスでは客の乗降による停車時、検問時など、少なくても男性ならいくらでもトイレのチャンスがあるのだが、ケニアやウガンダでは停車してもすぐ発車するので用を足すことが許されない。トイレが可能だったのはカンパラ出発直後の給油時と、それから5時間後、ある乗客がもう我慢できないと強く訴えたことにより行なわれた道端臨時停車のみ。

通常5時間の距離だから休憩がないのかと考え、もう着くだろう、もう着くだろうと思いながら9時間。トイレにいつ行けるかわからないので、いつものことながら、乗車3時間前から到着まで飲まず食わず。大型バスといえども車内の乗客密着度が高く、常に隣の人と強く押し合っている。比較的楽に旅ができると言われるウガンダなのだが、アフリカの移動はつらい。

実際はどの交通手段を選ぶかであたりはずれが大きそう。
ケニア国境からカンパラまでのミニバス(ここではTaxiと呼ばれる)が定員乗車で楽だったのだが、ウガンダのミニバスはとんでもなく人を詰め込むというネット情報をカンパラで見てしまい大型バスにした。しかし、少なくとも私の乗車したHorizonという会社ははずれだった。バス会社のオフィスが分散していて、どのバス会社にどこ行きの便があり、何時に発車するかを足でたずね歩くだけで大変。
バスの良し悪しを選ぶ余裕などない。

<参考図書>地球の歩き方 東アフリカ 1999~2000 =>最新版 2016~2017

<たびメモ>

「歩き方」にこの町が載ってなかったので、バス停の目の前にあったVisitour Hotelに部屋を取る。トイレ・シャワー付のツインで500円強。枕とタオルが臭かったことと、トイレに未使用コンドームが積み上げられていたこと(娼婦らしき人おらず)以外特に問題なし。シャワーはお湯がちゃんと上から流れ落ちる。1階の食堂で2食分の量を食べて200円強。地方の物価はかなり安い。

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