[マケドニア]オフリド

<たそがれの聖ヨハネ・カネヨ教会/聖クリメント教会(2枚組)

また教会の写真かよと思われるでしょうが教会しかないのである。
オフリド(Охрид)はマケドニアで一番の観光地で文化および自然がすばらしいということで世界複合遺産に登録されているのだが、これといった自然景観がみつけられない。文化的価値があるとされる遺跡群もそれほどのものでない。オフリド観光に丸1日取ったが半日で十分だったかも。
爽やかな水辺、華やかなカフェ、迷路状の路地、歴史を感じる建物や教会、丘の上からの湖の眺めなど一通り観光の要素が備えられ、それなりの雰囲気はある。しかし、街も水辺も丘の上もどこもかしこも狭くて窮屈さを感じ、ヨーロッパ風カフェに馴染めない人にはくつろげる場所がない。

<マケドニアめも>
  • 人の良さはかなり印象的。スコーピエ(3年前にも訪問)に少しとオフリドに丸1日だけ滞在した感想だが。私が今まで訪問した百カ国以上の中で、気味が悪いほど人の良いアルメニアに次ぎ2番目の人の良さかも。(ほとんどの国が超短期滞在なのでたまたま接した人たちでの比較)
  • 英語は若い人を中心に良く通じる。バスの切符売りのおばあさんでも英語を話すのには驚いた。
  • 車内からゴミを捨てると50ユーロの罰金だそうで、ブルガリアよりはずっときれいだが、ゴミはあちこちで目につく。スーパーのレジ袋有料。
  • 公共トイレは少なく、きれいな所もあればとんでもない所もある。
  • ブルガリアと同じキリル文字が使われているが、ブルガリアと同程度英語併記があり、それほど困らない。
  • ブルガリア語とマケドニア語はほとんど同じような気がしたが、マケドニア人はブルガリア語を聞き取ることはできるが話すことはできないという程度の違い(東北弁と関西弁ぐらい?)があるそうだ。
  • 2回乗っただけなのでたまたまかもしれないが、バスは空いていて楽。
  • マケドニアハンバーガーは、大きさや種類の異なるハンバーグやハムなど肉類を選び焼いてもらい、野菜類は自分で好きなだけ挟んで食べるものらしい。オフリドで最後の食事に食べたが、かなり美味しく200円程度で腹が満たされる。毎食これにすれば良かった。
  • オフリドには民家の空き部屋を旅行者に提供するプライベートルームが豊富にあり、日中バッグを背負って歩いているとうるさいほどDo you need accomodation?と声を掛けられる。個室1泊7ユーロが相場のようで、トイレとシャワールームを複数備えた日本の民宿程度の大きな家が多く、快適に過ごせる可能性が高そう。(私の泊まったプライベートルームは微妙)
  • オフリドから国境の町へ向かう際、バスの運転手がドライバー席に数千円分はある乗車料金やつり銭の札を露出して積み重ね、ドアを開けたままトイレで席を離れていた。少なくともオフリドでは物乞いを見かけず、かなり安全な街と感じた。
  • この国にも華僑はいない模様。東洋人は珍しがられ、中華料理店を見つけられず。
  • 楽に国内を旅できそうだが、国内随一の観光地オフリドが大したことなかったので、見どころはあまりなさそう。
  • ヨーロッパ東の端を南下するのまとめ

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