[スリランカ]ヌワラエリア

<ヌワラエリアの車窓(2枚組)

高地ヌワラエリア(ヌワラ・エリヤ)周辺には茶畑が延々と広がる。列車の開放された窓から緑づくしの景色(写真上)が続き、ため息が出る美しさだった。

<車内で出会ったお子さま(2枚組)

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ヌワラエリアにはキャンディからバスで3時間。ルートの後半はイロハだけでは数え切れないほど延々とヘアピンカーブを曲がり、高地へと登っていく。(区間ルートで12まで拡大するとコットメール貯水池(Kotmale Reservoir)、Tawalantenne付近に九十九折れあり)
茶畑以外何もないヌワラエリヤは、標高1900m近く。急に寒くなり、エアコンは不要。宿ではロビーに暖炉があることをうたい文句にしているぐらいだ。

翌朝、バス、列車、バス、トゥクトゥク(三輪車)と乗り継ぎ(道路のルート)5時間以上かかって聖なる山アダムスピーク(スリーパーダ)の登り口に着く。キャンディから(ルート)車をチャーターすれば3時間ぐらいで着くようなので、ずいぶんと遠回りしてしまった。
車窓や登山道からは大小いくつもの滝が望める。世界で一番滝の密度が高い国だと観光省が自負していたが、まんざらでもない。
頂が尖がり富士山のような末広がりの山容をみせるアダムスピーク(2238m)。あいにく雲で覆われ麓から頂を望むことができなかった。(2014年2月追加)Googleマップによるアダムスピーク登山道の距離は4.6km、標高差は900m。
聖なる足跡があるという山頂を目指して歩き始めると中腹から雨に打たれた。他に登山者はいなかったが、階段などで整備された道がずっと続き、荷上げする強力(ごうりき)の姿を時々見かけたので強引に山頂まで登った。山頂には住み込みの寺男がいる小さな寺院があったが、雨で寒かったのでよく見ずに帰ってきた。
登山は十分楽しめなかったが、ヌワラエリヤからアダムスピークにかけての自然の美しさがスリランカの旅で最も印象深いものとなった。

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