[ウズベキスタン]テルメズ(3)

食事中に裏庭でヤギを絞めるから見に来いと呼び出される。

そんなのに興味がない振りをして重い腰を上げたが、初めてだったのでかなりの興奮と共に見届けてしまう。(写真:ここだけクリックでカラー)

こんな光景を間近で見ている子供たちは、我々と異なる感覚を持って育つんだろうな。

タレントがテレビ番組の撮影で来ているかのように次から次へと親戚の家に連れて行かれる。訪れると、どの家もテーブルが豪華な家庭料理で埋め尽くされていた。ウズベキスタン人は2時間おきに食事すると冗談まじりに言っていたが、そういう状況は珍しくないようだ。

ウズベキスタンの家庭では酒が飲まれていないと思っていたが、全ての家で酒が供される。2回目の昼食が出された警官夫婦は酒が強く、明るいうちから制服姿の主人とビール、ワイン、ウォッカと準備した全ての種類の酒を飲まされる。短い時間に大量の酒を飲まされ、今日はこれで終わりかなと油断して食事もたらふくとってしまう。すると、休みなく次の家に連れて行かれ、今度は90度のウオッカを一気飲みするつわものが待ち構えていた。
ここはイスラムの国というよりも旧ソ連の国と思っていた方が良さそうだ。

<5月30日>

ウェディングだというパーティに出席した。
式は楽団による演奏がだらだらと続けられ、1時間も経つと女性たちが席を立ち陽気に踊り出す。私は席にいるとあちこちのグループから酒を勧められるので、撮影で忙しそうなフリをしていた。しかし、2時間も経つとオバさんたちに引き込まれ、一緒に踊らされてしまう。1度踊ってしまうとこっちでも、私たちと一緒にとあちこちから引っ張りダコ。
宴会は4時間ぐらい続き、もうヘトヘトだ。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください