[ウズベキスタン]テルメズ(4)
昨日のパーティが行なわれたお宅の中庭、客人が談笑する中、女性は厨房内で男性たちは中庭で料理をする。(写真)
私にとって、長かったテルミズ(テルメズ)の滞在が終わり、手配した車でブハラに向かう。車にはママと次女の他に、テルミズの人たちとの別れ際あわてて乗せられた親戚の男の子がいた。いったいどこまで一緒に行くのだろうと不思議に思っていると、彼はそのまま車で7時間のブハラまで同乗した。
夏休み中(5月~7月)なので、しばらくブハラの家に滞在するということで手ぶらで車に乗せられていた。この国の人たちの行動は理解できない。
テルミズでは結局、初日にお湯のチョロ流しをしただけで、それ以降、水浴びすらしていない。ブハラの次男と一緒にハンマームに出かけることにした。観光客用のハンマームにはサウナと垢すりマッサージがあるようだが、我々が向かったのは住民用の大衆浴場。日本の銭湯ほどの広さの浴室に大量の水を放出し続けるシャワーがひとつあるだけ。裸の男達が入れ替わり立ったままシャワーを浴びて体を洗っていた。日本のように大風呂に見知らぬ人たちと一緒に入ることもなく、椅子に肌を触れる必要もないので清潔でいいんじゃない。
次男はパンツをはいたままシャワーを浴び、帰ってから中庭に張られたロープに絞っただけのそのパンツを干す。彼は週に1度しかハンマームに行かないようだが、パンツもその中身も洗われていないのが気になった。