[ドイツ]アウクスブルク

フュッセンの宿を予約しようとしたが、満室だった。アウクスブルクに泊まろうと思い、ツーリストオフィスで部屋の予約を頼むと、安い順に電話をかけ3軒目のホテルで予約が取れる。これは楽だ。

中心部から離れた住宅街で予約したホテルを見つけられたがスタッフがいない。ドアホンで会話して建物の入口を遠隔地から開けてもらい、中にある部屋の鍵を勝手に取ってチェックインするようだが、どの部屋も同じ料金なのかという質問が通じない。相手は英語を話しているつもりのようだが、定型文以外は半分以上の単語がドイツ語になっている。何度も問答を繰り返すうちに老齢と思われる相手の女性は最初の定型文に戻っている。だから、ドイツ語はわからないんだって、もう勘弁してくれ。私はドアホンの前で気が狂いそうになっていた。
予約手数料を払い郊外まで来ているので引き返すことができない。20分経ち途方にくれたころ、別のスタッフが車でホテルに来てくれた。このスタッフは数字すら英語で話すことができない。しかし、顔を合わせればあっという間にコミュニケーションが取れ、無事チェックイン。
不安なホテルだったが、静かな部屋で清潔、朝食がとても充実していたので2泊することにした。

アウクスブルクの街はまあまあ。家なみのきれいな通り(写真)があったので、もっと心躍るような景色があるのではないかと歩き回ったが、みつからなかった。

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