[スペイン]ロンダ

<ロンダのヌエボ橋航空写真/市内から見下ろす牧場(2枚組)

峡谷に橋の架かる街。ガイドブック(ロンリープラネット)のその言葉に惹かれてロンダに立ち寄ることにした。
アルジェリアのコンスタンティーヌのような街を期待したが、橋は一つしかなく、川には水がほとんど流れていなかった。小高い丘の城塞都市からは周辺に広がる長閑なアンダルシアの風景を望むことができ、小さな街だが楽しめないこともない。
しかし、海外から来てまで観光するような所でなさそうだが、街中のレストランなどにグラナダよりはるかに多く日本語表記が見られる。来るのかな日本人がここまで。

グラナダからの列車はかなり揺れる。(鉄道利用のグラナダからロンダまでのルート、()で車によるルート)
先進国の列車がここまで揺れていいのかと思えるほど。いかにもローカル列車を感じさせるディーゼル車による各駅停車だが、駅が少ない。イタリアに比べ、はるかに列車本数が少なく乗客も少ないのは、人口密度が低い以外に原因があるのだろう。

今日も暑い。この辺の特徴としては30度以上の時間帯が長いことだ。夜7時でも強い日差しを感じ、日なたでは30度を超える。
しかし、陽が沈むとぐっと冷えてくる。ここまで南下して、ホテル代がかなり安くなってきた。朝食は相変わらずつかないが、かなり清潔な部屋で21ユーロ。物価の安い東欧諸国なみだ。ただ、この暑い街でエアコンもファンもないのが不安だったが、夜の急激な冷え込みにより不要だった。

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