[フィリピン]ビガン
<ビガン中心部の教会/トライシクル(2枚組)>
フィリピンの食事もまずい。スリランカほどでなはないが、ごはんがやはりペットの餌なみに粗末(そもそも私は米嫌いなのだ)で、おかずの味つけがあまりにも単調。
期待はしていなかったが、観光地もイマイチ。世界遺産である古都ビガンの古い町なみは短くてあっけなく終わってしまう。
≫続きを表示マニラで空港から中心部に入るため、タクシーを使わずジプニーと呼ばれる乗り合いミニバスで移動したが、客室部分の上下の間隔が狭く、腰掛けている時、顔を傾けていないと頭がつかえる。後ろから乗り込み、荷物を抱えて奥へ進むのはかなり難儀だ。
地方での短距離移動はバイクのサイドカーであるトライシクル(写真裏)が主流だが、これがまた小さい。屋根が低いため、大袈裟に言うと樽状の棺桶にでも入るつもりで体をまるめないといけない。そんな狭いサイドカー内に大人が4人乗り、更にバイク側の後部に2人座って走っているのもみかける。
フィリピン人は少しでも余裕があると、体を極限まで小さくして詰め込んでしまうので、重量オーバーを避けるため、ジプニーやトライシクルを異様に小さく設計する必要があったのではないかと考えてしまう。
(写真表はビガン中心部にある公園と教会。航空写真の中心付近を西北西の方向から撮影)