西アフリカ マリのたび

ジェンネ

<ジェンネの大モスク>

<ジェンネの市場/ジェンネの姉妹(2枚組)

ジェンネの大モスクは西アフリカ観光を象徴する建造物。針のように突き出た建物の骨組みが異様だが、これは泥を表面に塗り固める修復作業の足場となる。
モスク前の広場では毎週月曜日に市が開かれ、周辺各地から集う女性たちで埋め尽くされるという。市のない日の静かなモスクは、堂々と佇む姿が青空に映え、旅人に遠くへ来たことを強く実感させた。

モスク前広場で毎週月曜日にグラン・マルシェ(大市)が催されるのに対して、近くにある建物の中庭では毎日プティ・マルシェ(小市)が開かれている。

ジェンネはニジェール渓谷の宝石とたとえられるが、泥のモスク周辺には日干し煉瓦の建物が並ぶモノトーンの街が広がるだけ。しかし、マルシェに集うきらびやかな衣装の女性たちを目にした時、宝石のようにきらめく街の景色が見えてきた。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください