[ザンビア]リビングストン
<水量が最も少ない時期のザンビア側ビクトリアの滝(航空写真)>
雨季が始まったばかりのため、水量が最も少ないと言う。
この時期のザンビア側ビクトリアフォールズは、世界四大ガッカリに入れたいほどしょぼい。
前回訪れた2001年7月は、水煙から落ちる雨でジンバブエ側は息苦しくなりザンビア側でも雨具なしでは歩き回れないほどだったので、カメラや鞄などに万全の防水対策を取ってきたのだが不要だった。
水煙が上がっているジンバブエ側(写真中央奥)がうらやましい。ジンバブエ側で滝を見てザンビアに戻ってくるのに時間的には半日もかからないが、ジンバブエビザ30USD、入場料30USD、ザンビアビザ50USDで合計110USD必要となるのでザンビアから眺めるだけで我慢することにした。水量が多いという2月から5月にもう一度訪れてみよう。
<魅力的な樹のそばに店を出すリビングストンのホームセンター>
ウィントフック行きバスが週2便しかなく完全に1日空きができてしまう。休養と共に態勢を整えることにした。
腕時計が壊れ、かなり不便を感じていたので1USD程度の安モノを探す。店舗を構える店では10USD以下もないので、表通りの露天をあたると5USDぐらいのシンプルな時計がある。
さらに裏通りの露天を探索すると5ZMWと1USD以下のデジタル腕時計が見つかった。
モザンビークのミニバスでズボンの尻下部分を10cmほど破ったが仮縫いしてそのまま履き続けていた。
露天のミシン屋を見つけたので縫ってもらうとこちらも5ZMW。これからの旅は安泰かもしれない。
ザンビア人は信用ならん。またもバス会社のスタッフに騙された。
リビングストンからウィントフックまで(ルート)大型バスを走らせているのは、Intercape、CR Holdings、Insightの3社だけのようで、いずれも水曜日、日曜日の週2便のみで12時~13時発車。
確実にトイレが付いていて信頼性の高いIntercapeにしたかったが、2日前に満席だった。
他2社のうちCR Holdingsがトイレ付バスだというので2日前にチケットを押さえる。前回、ルサカからのバスで騙されたばかりなので、バスがトイレ付だというだけでなく機能して使えるということを購入時に記載してもらい保障をつけた。ウィントフックまで所要18時間と長距離で、料金が420ZMW(75USD)とIntercapeとあまり違わず高額のため、トイレは付いていて使えるものと考えていた。
しかし、当日、ルサカ始発のバスがターミナルに着くと、横が2+3のシート配列でトイレなどついているわけないじゃん、というタイプのバスだった。
トイレ付を保障した窓口の男に喰ってかかると、「申し訳ない、予定していたバスが故障して急遽このバスに切り替えられたようだ」と暗い顔で答える。Intercapeは満席でInsightと思われるバスはよりオンボロだったため、このバスチケットを返金する訳にもいかない。全く意味のない保障を付けていたことになる。
トイレ付バスにこだわって、三度続けてザンビアのバス会社スタッフに騙されるとは何たること。
騙される方に問題ありだが、ザンビア人たちは胸が痛まないのだろうか。
(最近リビングストンでは、大型バスが同じひとつのターミナルにまとめられ、位置:S17 50.757 E25 51.637が変わった)
ルサカのバス出発が2時間以上遅れ、リビングストン初日はホテル探しが日没後になってしまった。ガイドブックを頼りにFawlty Towersを訪れるとスコールに見舞われ、トイレシャワー共同の部屋はトリプルしかなく247.5ZMW(44USD)と高額だったが泊まってしまった。
wifiがフリーで問題ない速度で使えたので、80ZMWのドミトリーに泊まる人にとってはまあまあかもしれない。
翌日、20USDぐらいの部屋がないかと周辺を探索すると3件目でみつかった。
欧米人が好みそうなJollyboys Backpackersという宿の隣にZAMBIA RED CROSS SOCIETY(位置:S17 51.074 E25 51.394)という赤十字マークが掲げられた、ホテルらしからぬ建物があり、トイレシャワーそしてエアコンまで付いたシングルルームが116ZMWと約20USDだった。アフリカ以外から来た泊まり客は見かけなかったが、バスターミナルから近く(ルート)好立地で部屋は清潔、スタッフの愛想も良く、wifiなし以外は申し分なかったので、今回の旅で初めて2連泊することにした。